にせいの日記

「自分の好きなものってなんだろう?」という疑問を解決するために、気が向いた時に好きなことを書いてみて、「自分の好きなもの」をあぶり出そうと試みています。

素数大富豪で遊ぼう会in札幌(401の巻)

新年度初日から遊びましたの報告。

(前回の様子はこちら)
nisei.hatenablog.com

◎開催概要

  • 2017年4月1日(土)13:00~17:00
  • ノースエイム 研修室 にて


今回は初めて、ちゃんと場所を借りて開催しました。
過去に別のイベントで参加者として使用したことはあったんですが、予約で対応してくれたスタッフさんも優しくて良かったです。

また、今回はイベントとしていくつか企画を差し込んでみました。
準備不足でバタバタしてしまったところもありましたが、なかなか楽しかったので時系列に沿ってご紹介します。

13:00~ 開会

時間どおりに入室。*1
スリッパを並べ、机をセッティングし、「今日出したい素数」を書くためのペン・カードと、参加費徴収用の貯金箱をスタンバイ。


今回は小額ではありますが会場費がかかったため、カンパ制で参加費を集めさせていただきました。金額は任意の素数
入れた人にチェックをつけてもらっているのは、あとで「合計金額と人数(と小銭の内訳)から入れてもらった額を推定する」というゲームがやりたかったからです。

14:30~ 「自慢したい素数」発表タイム

みんなが書く「今日出したい素数」がなかなか面白いので、自己紹介も兼ねつつ、急遽、みんなで「好きな素数」を自慢しあうための時間を設けてみました。もしかしたら今回一番面白かったのはココかもしれません。


↑「仕事場に来ないヤクザ(451082571893)」「ヤクザ皆来ない(89337571)」を紹介する後輩


↑「大好きなニノと素数大富豪する夢を見た」と語る後輩(※617は二宮和也の誕生日)


↑「肉肉野菜野菜フジイさん(29298318312413)」で自己紹介するフジイさん

突然の提案にも関わらず、みんな嬉々として素数を語ってくれました。熱すぎる。。笑

15:00~ 倍数判定法の話

「1001=7×11×13を使うと、13までの倍数判定が容易にできる」という話を知っている人と知らない人がいて若干不公平かなぁと思ったので、みんなに向けてお話をしてみました。

自分としては、ホワイトボードを使って人前で話すのがほぼ初めてだったので、ちょっと緊張してしまいました。
いろんなレベルの人がいたので内容がどこまで伝わったかはわかりませんが、少なくとも「ゲーム中に計算する」ことに対して興味は持ってもらえた…はず!


↑聴衆で計算が得意な方からは、「1001」の引き方について、3桁ずつ引いてもいいよね、という案も出ました。*2


16:00~ 参加費集計

会の終盤、ダースベイダーさんの集めてくれた参加費を集計しました。

目標額は会場の使用料2,200円だったのですが、見事にそれを越える額を集めることができました。ありがたや。

元々は「人数・合計額・金種から入れられた素数を当てる」つもりだったんですが、思ったよりたくさんの人が協力してくれたことにより計算が間に合わず、ひとまず合計額を出すので精一杯でした。。残念。。

というわけで解き残した問題はここに掲載しておきますので誰か解いてください。笑

【401会費問題】9人がそれぞれ素数円を出した結果、500円玉2枚, 100円玉29枚, 50円玉5枚, 10円玉26枚, 5円玉5枚, 1円玉28枚の4,463円(素数…!)が集まりました。さて、誰がどんな素数を出したでしょうか?

17:00 終会

全員で片付けをして、おしまい。素数大富豪に加えていろいろやろうとすると、4時間などあっという間でした。。
今回の参加者は計13人…だったはずですが、それすらチェックしきれないくらいにひとりでバタバタしておりました(-д-;)
次回はもうちょっとちゃんと準備して、自分もちゃんとゲームを楽しみたいです。

◎感想(気付き)

普段のプレイの様子や、試合の合間の過ごし方、そして今回設けた「『自慢したい素数』発表タイム」の発表などを見ていて、少なくとも今 素数大富豪in札幌に参加してくれている人たちの中では、素数の見つけ方に、大きく分けて「語呂合わせ派」と「計算派」の2種類があるのだなぁと感じました。

語呂合わせ派は、事前に予習の上、お気に入りの素数を持って参加してきます。いわゆる「こだわりの素数出し派」となる人が多く、手札を集めては好きな素数を出そうとします。ペナルティを受けまくっているかと思ったら、突然妙に大きい素数を出してきたりします。なんなら他人の出した素数まで語呂で覚えようとしてきたりします。また、試合の合間に新しい素数を探すことにも熱心で、隙あらば素数チェッカをチェックしている勉強家も多いです。

一方、計算派はとにかく計算が得意です。過去にそろばんを習ったことのある人や、理系の人にこのタイプが多いようです。自分の手元にある札でなんとか素数を作り出すのが得意と思われます。個々の数に大してあれこれ語ることはそこまで多くないですが、堅実に試合を進めて勝っていきます。経験を積むと徐々に合成数まで使いこなしてくるようです。

それから、第3のタイプとして、数学が大好きで数自体を愛していたり、数学的に魅力的な素数を好んで出す人もいます。ただこのタイプは、今の素数大富豪会in札幌にはあまりいないかもしれません。*3

いずれにしても、やっぱり素数大富豪を楽しむ人はみんな多かれ少なかれ素数を見つけることに喜びを感じていて、しかもそんな人たちが必ずしも「計算や数学が得意な人」ではないという事実は、今後も積極的に発信していきたいと感じています。

◎謝辞

参加してくれた方、さらに参加費をお支払いいただいた方、差し入れくださった方、「行きたいけど行けない…!」と悔しがってくれた方、どうもありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。

◎次回以降の告知

次回は4月21日(金)18:00〜、北海道大学総合博物館内のカフェぽらすで開催予定です。ぽらすは特に場所の専有手続き等をしているわけではないので、ごはんを食べつつしっぽり楽しみましょう。*4
あとせっかくの金曜日なので、ぽらす閉店後は札幌駅周辺に飲みに行くとかいうのもありかなと思ってます。遅い時間なら参加できるという忙しいみなさんは、この機会にぜひどうぞ。

さらに次々回ですが、5月3日(水・祝)というGW真っ只中に開催します。時間は13:00〜17:00、場所は今回と同じノースエイムで考えていますが、まだ予約していません← 続報をお待ちください。

また会として、よく参加する人たちのプレイスタイルがなんとなくわかってきたので、次回辺りからそろそろ対戦の組分けなど工夫できたらいいなと思っております。(これまではあみだくじだったので…笑)


さて、結局何が言いたいのかって、素数大富豪ホントに楽しいからみんな一緒にやろうよっていうことですよ。
だから、素数大富豪で遊ぼう会はもうしばらく続けてみようかなと思います。以上。

*1:スタッフの方の様子を見ると、厳密に時間を守る必要性はなかったよう…。次回はちょっと早めに行こう。

*2:そもそもこんな難しい計算ができる人なら普通に11・13で割れるのでは…と思った計算下手のわたし

*3:実は隠れているだけかもしれないけど…

*4:ぽらすのご飯のおいしさは2月に確認済み! nisei.hatenablog.com

素数大富豪で遊ぼう会in札幌(313の巻)

またもやだいぶ時が経ってからの報告になってしまいましたが、予定どおり開催しております。本当に楽しい。

(前回の様子はこちら)
nisei.hatenablog.com

◎開催概要

  • 2017年3月13日(月)18:00~21:00
  • 北海道大学クラーク会館2Fロビーにて

うっかり月曜日(=博物館の休館日)に設定してしまったため、ぽらすが使えず、急遽南の方にあるクラーク会館という建物の共有スペースで開催しました。

仕事や用事が終わった人から集まり始め、最終的な参加者は9名(+オンライン2名)でした。オンラインについては後述します。

↑3人×3組で対戦している様子(組み合わせはあみだくじで決定)

◎今回の見所

  • 遠方からのオンライン参戦
  • 笑いの止まらない初心者
  • 野菜と肉とフジイさん
*遠方からのオンライン参戦

3月ということで、前回まで参加してくれていた学生時代の後輩が、就職のため札幌を離れてしまいました。しかしそんな後輩から「オンラインで参加できないか」との相談があったので、実験的に取り入れてみたのがこの試みです。

オンライン対戦には、permilさん作成の素数大富豪オンラインを利用させていただきました。
permil.net
こちらは今年の2月に公開されたサイトで、なんとチャットしながら素数大富豪のオンライン対戦ができるのです。もちろんグロタンカットやラマヌジャン革命にも対応。

ということで、札幌会場からは2~3人が各自のスマホで接続し、本州にいる後輩2人とオンライン対戦を行いました。

やるのを外から見ていた感想としては、ものすごく“現代っ子の遊び”を眺めている気持ちになりました。いやいや目の前にいるんだから普通に話しなよ、と。笑

それでも、素数大富豪をやりたくてもやれない寂しい気持ちを抱えた人が少しでも減るのであればそれはとても喜ばしいことなので、希望者がいれば今後もやってもいいかなとは思います。
次回やる場合は、各自のスマホではなく、少なくとも1台はタブレットを用意して周りからも観戦できるようにしたり、やっている人と別端末でskype通話しながら遊べるようにしたいです。(wi-fiの使える、長時間トランプしてても怒られない便利な会場が欲しい…!)

*笑いの止まらない初心者

今回は、職場の後輩さん(素数大富豪初心者)に参加してもらいました。

前日に素数大富豪について一通り説明した時は「素数で興奮するとか変態ですねww」と笑っており、いざ会場に着いて最初に他の人が戦っている場面を見たときも、誰かが出した大きな素数をみんなが写真に収める様子を見て「みんなで素数を写真に撮るってwwどういうことww」と爆笑していたんですが、いざ試合に参加してみると、知らない素数を出せたときの喜びを早速実感してしまったらしく「どうしよう、変態になっていく…!」という名言を吐きながら、素数を出しながら、やっぱり笑いが止まらなくなっていました。

文系で、カードゲームは好きだけど計算は苦手で…と言っていた後輩さんがそんな風に楽しんでいる姿を見て、うまく言えないけど、とっても嬉しかったです。

また、ゲーム中に後輩さんが口にした「なんでこれが素数なんですか?」「こんなところにも素数があるんですね!」「なんでこんな数字が素数に?」という疑問は、素数大富豪というゲームをプレイしなかったら、後輩さんの中では一生抱くことのない疑問だったろうと思うと、やっぱり素数大富豪は、数学好きだけのおもちゃにしておくのはもったいないなぁと強く感じました。

*野菜と肉とフジイさん

2月に開催して以降、毎回参加してくれているメンバーの中にフジイさんという数学の苦手な文系女子がいるんですが、このフジイさんが今回のMVPでした。

なぜなら自分で「フジイさん素数」なるものを開拓してきたから。

2413はそれ単体では素数ではないのですが、

  • 8312413(野菜フジイさん)

  • 8318312413(野菜野菜フジイさん)
  • 2929292413(肉肉肉フジイさん)


と、これらは全て素数なのだそうです。笑

この紹介があり、その場でさらに29298318312413なんて素数も発掘されました。
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語呂の良さとフジイさんの素数にかける執念が素晴らしすぎて、この日、終了時に参加者に聞いた「今日印象に残った素数」は、フジイさん一色でした。笑

2月頃には3の倍数判定もままならなかったフジイさんが、素数大富豪というひとつのゲームによって、ここまで素数に情熱を傾けることになったというのはすごいことじゃないでしょうか。確実にプレイヤーを新しい世界に連れ込んでいる。

ちなみに野菜・肉の元ネタはコックさんだそうです。
nisei.hatenablog.com
気に入ってもらえて嬉しい限り。

◎今後のこと

まず、次回は4月1日(土)に開催します。*1
場所はノースエイムという、地下鉄南北線北18条駅から徒歩5分の場所をお借りします。
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今回は飲食代が必要ない代わりに小額ですが場所代がかかっているので、参加者から若干の参加費をいただこうと思っています。金額は素数ならなんでもOKですので、ぜひ1円玉をご用意の上ご参加ください。
集まった金額を見て、入れてもらった素数を当てる…という謎のゲームも(たった今)思いついたのでやるかもしれないし、やらないかもしれません。笑


あと、漠然とした欲望なんですが、素数大富豪研究会を開催したいなぁと最近たびたび思います。
昨年末にやったアドベントカレンダーは本当に楽しくて面白くて、あれを12月以外でもやりたいし、できれば各記事についてみんなであーだこーだ言いたい。

自分としては素数大富豪研究の第一人者を名乗っていきたいと狙っているので*2、誰かが開催してくれるならきっと参加しようと思っているんですが、ただ、「人が集まりやすいから」って理由で東京開催にされるのは本当に辛い*3ので、やっぱり誰かにやられる前に先にやってしまいたい…!と思っています。

ただ、うち(札幌)が参加できて、さらに考案者のせきゅーんさん(大阪)もお誘いできるような会を開くというのは、なかなか難しいものだなというのが今の悩みです。結局オンラインでやるしかないのかな。妙案求む。

*1:はい、今日です。6時間後です。笑

*2:ただし、今のところ成果は何も出していない。あえて言うなら40009を見つけたことくらい。笑

*3:辛い理由は、交通費はもちろんのこと、例えば土日開催なら2日間とも予定を空けないと参加できないし、短期間で往復するのは体力的にもしんどい

素数大富豪で遊ぼう会in札幌(223の巻)

初回開催から約2週間。先日また、素数大富豪で遊ぼう会を開催しました。

(初回の様子はこちら)
nisei.hatenablog.com

◎開催概要

  • 2017年2月23日(木)18:00〜21:00
  • 北海道大学博物館内 カフェ ぽらす にて

あまりお金をかけずに集まれてごはんも食べられて長時間居座れるところ…ということで、北大博物館のカフェにお邪魔しました。
ごはんも、ケーキやアイスも美味しくて、幸せでした。お酒も飲めます。*1

◎0次会(16:30〜)

平日なので前述のとおり夕方スタートにしようと思っていたんですが、一部の参加者から「夕方にやりたい」との声があり、うちも時間があったので、0次会と称して少し早く集まってみました。
するといきなり、手札7枚全てを使った巨大素数が出現。

「運任せ出し」おそろしい。。

◎「今日出したい素数」とともに自己紹介

18時過ぎてだいたい人が集まったところで、軽く自己紹介。
今回はひとつの試みとして、到着時に全員に「今日出したい素数とその理由」を書いたカードを作ってもらってみました。

↑うちは覚えたてほやほやだった素数を挙げてみました。

思ったよりも性格や経験値が推し量れるような内容になって面白かったですが、素数の話をするあまり自己紹介が疎かになりがちだったので(笑)、今後も少しやり方を考えていこうと思います。ゲーム展開に対してどういう効果があったかは、後述。

◎あとは自由に素数大富豪

時間も時間なので、ごはんを食べたり素数大富豪したり、トランプ3組を出して、あとは各自適当にやってもらいました。6人で試合をして、勝ち抜けた1人がまた別の卓に参加したりなど、人の動きが結構あったのも良かったかなと思います。
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ちなみに今回の参加者は計11人でした。素数…!

◎今日の最大素数

どこかの文化祭でやってたのが面白そうだったので、記録を取ってみました。

  • 13235693(17:01 ※0次会にて)
  • 3313456681(19:24)
  • 9101112131(20:20)
  • 91212101011(20:57)

1番目と2番目は当てずっぽうで出したものがたまたま当たったもの。自分が同じカードで出すとしてもきっとこの並びにはならないだろうなぁと思います。
一方、3番目の数は、かなり大きい数字な上にすごく覚えやすい!しかもこれを出したのが、この日に素数大富豪初挑戦の方だというのも驚き。
なお、終了直前に記録を塗り替えた4番目は、手前味噌ですが私の出した素数でした。どうもどうも。負けず嫌いパワーです。笑

◎対戦の合間に勉強タイム

対戦中はもちろん素数チェッカ等の使用は厳禁なので、気になる数について調べられるのでは対戦していない時間だけ。ということで、今回の会の中では、ゲーム好きな参加者や負けず嫌いな参加者が、対戦と対戦の合間の時間に素数チェッカを眺めて出しやすい/覚えやすい素数を探すという様子がかなり頻繁に見られました。

なおこの日は素数チェッカを入れたiPadを用意していったのですが、ほぼ全員が自分のスマホ等に素数判定アプリを入れていたため必要ありませんでした。笑 次回からは用意しなくてもいいかな?*2

これまでにもずっと感じてきたことではありますが、「この数が素数だ!」「素数じゃない!」という話だけでひたすら盛り上がれる空間って、これまでの感覚でいえばちょっと異様な(独特な)空間で、しかし素数大富豪に出会えば自然と生まれる空間でもあるんですよね。それが面白くて、こういった光景を見るたびになんだかにやにやしてしまいます。

◎「出したい素数」の効果

自己紹介のために各参加者に挙げてもらった「出したい素数」ですが、ゲームをする中でもいくつか効果があったようなのでメモ。

まず、単純に目標とした数が出せると嬉しいし、盛り上がります。

野菜肉コックさん(83129593)

うちのブログ記事を読んだ職場の後輩が目標に掲げ、そして見事に出してくれました。
nisei.hatenablog.com

余談ですが、素数大富豪を広めると、ウェブ検索して十中八九うちのブログに行き着きます。つまり、職場の人や家族にこのブログが筒抜けになるということです。これは、覚悟していたことではあるけれど、なかなかすごいことだなと思います。。迂闊なことは書けない。。

KTQ9J(131012911


バークリウムさんが、素数大富豪オンラインで悔しい思いをした素数だったそう。

バナナ向こう読みな(87765437)


うちもちゃんと出しました!

あと、今回は(うちが見た限りでは)いなかったようですが、他の人が挙げている素数を横取りして出してドヤ顔するというような戦いもできるとは思います。笑

それからもうひとつ、具体的な出したい素数があると、新しい素数に出会う機会も増えるようでした。
そのメカニズムはおそらく
 出したい素数を持った上でゲームに臨む
 →欲しいカードを入手するため積極的にカードを増やす
 →手に入ってしまった「いらないカード」も含めて何かを出さなきゃいけない場面が来る
 →新しい出会い!
というようなことだと思われます。たぶん。

うちの名付けたところによる「こだわりの素数出し派」が自然と増えるということですね。
nisei.hatenablog.com
出会い系ゲームとして、出会いのチャンスが増えるというのはとても素晴らしいことだと思うので、この仕掛けは今後もやっていけたらいいなと思いました。

◎その他、盛り上がった場面

うちの見た中では、4枚出しが続いたのがなかなか盛り上がりました。

これだけ見せると参加者のレベルが高いと思われがちですが、みんなほぼ初対面の素数たちばかりなので、単に「出会いたい気持ち」が高いだけだと思います。笑

◎次回&次々回予告

次回は3月13日(月)18:00からです。
場所は同じくぽらすで…と思ったんですが、よく考えたら博物館休館日だからあいてないですね(T_T) 今気付いた。。
北大近辺でどこか考えます。参加希望の方はお手数ですがtwitter(@m_2sei)等でご連絡ください。

また、次々回は4月1日(土)13時頃からです。休日なので昼間にやります!
場所は、ノースエイムという建物の研修室を借りて開催します。地下鉄南北線北18条駅から徒歩5分。既に17時まで予約済なので、13時に間に合わない方も安心してご参加ください♪
この回ではまた少し新しい試みというか、なんかプレゼンとかも入れられたらいいなーと思ってますが、どこまでできるかは二世の仕事の忙しさ次第です。。

ご参加お待ちしてます!

*1:カフェ紹介:北海道大学総合博物館カフェ「ぽらす」。0次会でアイス、晩御飯としてリゾットをいただきました。 他の食事メニューやケーキセットなども美味しいです! f:id:bluewindow:20170224221607j:plain:w200 f:id:bluewindow:20170224221640j:plain:w200

*2:ただ、やっぱりゲーム参加者の中で任意の人が素数判定をするというのはあまりフェアじゃないし、過去の判定履歴や近い素数の有無が見えてしまうのも良くないとは感じています。そういう意味では、こちらで用意した端末でちゃんと素数判定員をつけるルールにした方がいいのか… でもみんなに遊んでほしいし… 迷う……

素数大富豪で遊ぼう会in札幌(211の巻)

去る2月11日(土)、札幌にて、素数大富豪で遊ぶことを目的とした会を催しました。


開催のきっかけは、札幌で数年ぶりに会った後輩と「素数大富豪」の話をしたことでした。
そのとき、「素数大富豪の存在を知ってはいるが実際にはやったことがない」というもったいない人が札幌にもきっとたくさんいるんだなぁということに気付き、それなら「やるための場」を作ろう!と思い立ったわけです。

イベントというほど大がかりなものではありませんが、今日はその様子をご紹介します。

◎昼の部

  • 2月11日(土) 15:30~18:30
  • カフェ taft B(札幌市北区 北10西4)にて

人が何人来るかもよくわからなかったので、お茶しながらまったりやればいいかなーくらいに考えて場所を選んでしまいました。結果的には10人くらい来てしまい、若干騒がしくなってしまったかも…。申し訳ない。

参加者は、二世の職場の先輩・後輩、趣味仲間・家族など。開催1週間前にはたしか4人くらいしか集まってなかったはずなんですが、あれよあれよと増え、集まったのは9人。
加えて、当日参加で学生時代の後輩が遅れて現れ、さらにそのまた後輩がたまたまその店でごはんを食べていたために巻き込まれ(笑)、最終的に昼の部の参加者は11人になりました。*1

◎試合の様子(昼の部)

2テーブルに分かれ、それぞれ4~7人で対戦。
約半分の人が素数大富豪初挑戦だったので、その辺りの力量差はどうしたものかと思っていたんですが、意外と経験値による力量差は小さく、むしろ個人の素養による差の方が大きかった気がします。

初心者には基本ルールを説明し、素数大富豪経験者でも一部の人は知らない新ルール(ラマヌジャン革命・指数表記)についてはカンペとして紙にまとめて置いておきました。

こんなかんじで置きながらプレイしてもらいました。

評判は上々だったので、中身は多少いじりつつ、今後も使っていきたいと思います。

また今回は、「初心者には計算用紙使用OK」のルールも採用してみました。

結果、他の人が見つけられないような合成数出しが初心者の手によって出され、盛り上がる一場面も。

(264=2^3×3×11)

用紙の使い方は、上記のようにコツコツと計算をする人もいれば、出された素数合成数をメモする人、全く使わずにラクガキする人など、人それぞれでした。
このルールは、経験者同士のハンデを必要としない試合でも、たまに取り入れてみると面白くなるかもしれません。

※計算し続けた成果


互いに初対面の人達にろくに自己紹介もさせないまま試合に放り込んだ昼の部でしたが、いつの間にかみんな友達のようになっていて良かったです(*^^*)*2

◎夜の部

  • 2月11日(土) 19:30~23:30
  • いろはにほへと(札幌市北区 北6西5)にて

参加者は、昼の部から引き続いて参加の6人と、新規参加の7人で、あわせて13人…だったかな?*3
ぷろとんさんの勧誘により、CoSTEPという北大関係の集まり(ざっくりした説明でごめんなさい)の方々が、イベント&飲み会終了後に合流してくれました♪

酔っぱらった初心者5人とは強敵だな…と身構えていたんですが、みんな飲み込みが早くて、でもときどき初心者で酔っぱらいで、面白かったです。笑

ただ、もうこの頃には私はエネルギーを使い果たしていまして、詳しい記憶はあまりないです…。なんだかふわふわと楽しかった印象が残るのみ…。
でも写真を見ると、どうやらみんな順調に初めましての素数に出会っていた様子。よかったよかった。


◎開催後の反省と反響

  • 自己紹介はしよう(結局夜の部もろくにやらなかった)
  • ツイートするのは結構面倒(この日参加できない知人から、会の様子をツイートするよう言われていたんですが、正直、ゲームが楽しすぎてツイートするのが面倒でたまりませんでした。次回からは最低限のツイートしかしないので、様子を知りたい方は直接ご参加ください!笑)
  • 時間が長いと疲れ果てる(素数大富豪って頭を使うんだなぁと実感しました)
  • 後輩がハマったらしい
  • 別の後輩もハマったらしい
  • 素数大富豪プレーヤーが一気に増えて、一緒にごはんを食べる人と自然と素数大富豪ができるようになった
  • 「CoSTEP素数大富豪研究会」なるものが立ち上がったらしい
  • うちのいない飲み会でも素数大富豪がプレイされるようになっているらしい(後輩から報告あり)

◎今後の計画

昼の部の終わりで「次回は2月23日(木)にやります!」と宣言したら一斉にみんな予定を確認してくれたので、有限実行、2月23日(木)18:00~、やります。
場所は北大某所です。特に場所を確保してやるわけではなく、カフェか食堂かでゲリラ開催になる予定なので、場所が公開できません。(怒られたら移動します。)参加希望の方がいれば、お手数ですが、二世までご連絡ください。

また、3月13日(月)と4月21日(金)にも18時頃から同様の会を開く予定です。場所は未定。

さらに、4月1日(土)は13時から、こちらはどこかちゃんと場所を借りて、ちょっとした企画なんかも入れつつやってみたいと思っています。詳細はtwitter等で告知予定です。

札幌にお住まいの方、たまたま札幌にいる方など、ぜひお気軽にご参加ください♪
また、札幌にいない方は各地で開催しましょう!

◎まとめ

やってよかった!!!

*1:あ!素数だ!

*2:とはいえ初対面の人がいる場合は最初に自己紹介タイムを設けた方がよかったなぁと思います。会の開始時間に二世が昼食(鯖味噌定食)を食べ終わることができずなんだかグダグダしてしまったのが主な原因なので、次回から気を付けます。。

*3:あれ、こっちも素数だ!

別世界から現実世界に戻るときの浮遊感

以前にどこかの映画の前に流れていた予告を見て、
とてもスピード感のある良い予告だなぁと思って、
公開されたらきっと観に行こうと心に決めていたのだけど、*1

いつの間にか公開されて、いつの間にか超話題になってて、
気にはなるけど混んでたら嫌だなぁと思ってる間に時が過ぎて、

さすがにそろそろレイトショーが終わるという今になって

君の名は。」をやっと観に行けました!わーい!


以下、ネタバレとか気にせず書きます!観てない人は読まないように!
あと、ちゃんとまとめたりもしません!そういうの許せない人は読まないように!


さて、まず、感想を一言で言うなら、「壮大な妄想を観た!」という気分です。

しかし同時にそのもにゃもにゃした世界がとても面白くて、あぁこのかんじ好きだなと感じました。


観ている間に受けた印象だけを挙げると

  • とにかく感情に沿って進みながら、同時に複雑なストーリーの説明をするもんだから、ついつい没入してしまう。
  • と思ったら急激に現実に引き戻される瞬間があったりもする。
  • スピード感で駆け抜けるのかと思いきや突然ペースが落ちたり、感情が生まれたり消えたり、なんだか忙しい。
  • そしてストーリーは思ったより盛りだくさんで、満腹感がある。

…というかんじ。

正直、見終えた瞬間の感想としては「設定は面白いけど、きっと同じストーリーでもっと面白く描ける人はいるのだろうなぁ。細かい設定が若干過剰なくらいに感じたから、きっと作者の中では壮大な妄想として完成された世界なんだろうなぁ。」なんてことを思ったりしました。


ただ、映画館を出て少しずつ現実の世界に戻っていく感覚を味わった瞬間に「あ、これ、さっきも感じたやつだ」と気付いて、そこからじわじわと、あの映画の世界が好きになっていきました。

記録しておかないと忘れてしまう、大切な感情の記憶が消えてしまうという焦燥感、
消えてしまった記憶の残り香を感じる瞬間のもどかしさ、
記憶がなくなったとしても気にかけることなく生きていける現実、
記憶の断片を取り戻した瞬間に目の前にある世界が違って見える驚き、

よく感じるのにすぐ忘れてしまうこんな感情たちを、うちは映画の中で登場人物達と一緒にずっと味わっていました。

現に、今こうして映画の感想を書き記そうとしながらもよく似た感情を味わっていて
それはとても儚くて、一方で、だからこそ、どこか心地よい気分にさせてくれて、

うちは映画を観に行ったときに味わうこの感覚が好きで映画を観に行っていたのだなぁと、改めて思い出させられました。


異世界にいた自分が、外気に触れて、少しずつ現実世界に戻っていく。忘れていた世界を思い出していく。
でも少し前には自分は確かにここではない世界にいて、今見えている世界も映画の前に見えていた世界とはどこか少しだけ違っている。

そんな浮遊感が、すごく、好き。

この感覚を忘れてしまう前に、また映画を観に行きたいなぁと思いましたとさ。


そういえばパンフレット買えばよかったなと今更思った…。来週まだ売ってたら買おう。

あと、最近涙もろくなったはずの自分はほぼ泣かなかったんですが、後ろの席の人は号泣していたらしいです。これが感受性の差というやつなんでしょうか。。

*1:ちなみに毎回映画に行く度に何かしらの予告を見てはこうやって心に決めていて、実際に観に行くのは半分くらい