謎解きゲームを作ること
脱出ゲーム・謎解き Advent Calendar 2016 - Adventar
24日目です。笑
“リアル脱出ゲームが作りたい”
うちがその想いを初めて形にしたのは、昨年の8月でした。
自宅が勉強会の会場になっているのをいいことに「にせい家からの脱出」というタイトルをつけた約1時間のゲームを作りました。
参加者が2人という少人数プレイになってしまい、残念ながら脱出は失敗させてしまいましたが、なかなかに面白がってもらえたようでした。
さらに昨年12月、今度は忘年会で16人参加の脱出ゲームに挑戦。笑
すると今度は人数が多すぎて、とりあえず暇な人ができないようにと謎をたくさん作ってみたら、ややこしくしすぎたようでまたみんなを完全に閉じ込めてしまいました。。
とまぁ、参加者(人数)に対してうまく対応しきれていない感は否めないですが、とにかく実際にゲームを作るという経験をしたのが去年でした。
ゲームを作るのは、とても楽しいです。
まずひとつとして、新しいものを生み出すときの苦しさと楽しさを大いに味わえます。
ストーリーしかり、仕掛けしかり、謎しかり、解く人に「なるほど!」と思わせるようなものを作る必要がありますが、そんなものを自分の手で作り出すことは容易なことではなく、でもだからこそ全てを繋げることのできたときの喜びはひとしおです。
また、人に評価してもらう楽しさもあります。
実際にプレイしてもらって、自分の作った謎に感動してもらうという経験は、すごくすごく嬉しいものです。
しかも良いことに、謎が解けたときの感動は、わかりやすく顔に出ます。笑
「人がプレイをしている時にニヤニヤしながら写真を撮る」というポジションは、脱出ゲームにおける特等席だとうちは思っています。笑
しかし正直、SCRAPのリアル脱出ゲームはやっぱり別格で面白いし、自分が少しくらいがんばったところで到底追いつけるようなものではないと感じます。
じゃあ、自分が作ることの意味ってなんだろう?
自分が楽しいというだけで、プレイしてくれる他人を巻き込んでもいいものなんだろうか?
自分が作ったゲームは、遊んでくれる人に何を提供することができるのか?
今年1年は、ずっとそんな疑問を抱きながらリアル脱出ゲームに参加していました。
つづく。