にせいの日記

「自分の好きなものってなんだろう?」という疑問を解決するために、気が向いた時に好きなことを書いてみて、「自分の好きなもの」をあぶり出そうと試みています。

素数大富豪MATH POWER杯〜マスパーティ杯の4年間の進化

誰かが待っているかもしれない記事を書きます。

要はこの記事の続きです。去年の読んでない人はぜひ去年の分から読んでください。
nisei.hatenablog.com

今年はMATH POWERが開催されず、しかし代わりにマスパーティというそれはそれは楽しいイベントの中で、素数大富豪大会が開催されました。
マスパーティ自体に関しては運営として関わっていたこともあり並々ならぬ想いがあるので追々語っていくことにして*1、今日は素数大富豪が今年も無事に進化したぜっていうデータだけお示ししておきます。


<4年間で出された素数の記録>

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縦軸は対数軸。横軸は年ごとに出された素数を小さい順から付番しただけなので、数値は省略しています。

出された素数の最大値は
 2016年:131011(3枚出し)
 2017年:246810121(7枚出し)
 2018年:812102124139(9枚出し)
に対して
 2019年:1011111244567999(12枚出し)
でした。

最大素数が出された試合は以下のリンクから観られます。
https://www.youtube.com/watch?v=6yPdf4RjZSk&t=10853
めちゃめちゃ熱い試合で、深夜にも関わらず会場は大盛り上がり、この裏で仮眠をとろうとしていた私は(気になりすぎて)寝ることを諦めました。

ちなみに、2018年の最大素数812102124139を越える素数が、2019年には9つも出されています*2。さらにそのうち5つは準優勝のnishimuraさんが出しているという事実もぜひみなさんに知っておいてほしい。すごすぎる。。


<出された素数合成数の枚数による集計>
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こちらは、奇跡の12枚出しに気を取られがちだけど、7枚出し以上が確実に増えていることもよく確認していただきたいです。人類って3年でこんなに進化するんですね?


というわけで、2019年には無事に「千兆の時代」がやってきました。
これがどのくらい大変なことかというと、Excelでは1000兆(16桁)を越えると形式を「文字列」にしないと数が正しく表示できなくなります。そのくらい千兆は大きいのです。

正直、初期手札11枚かつ手札がバカみたいに増えることを妨げる方向で大会が続いていくのだとすれば枚数的にはそろそろ頭打ちなのではないかと思うのですが、それはそれで、これらのグラフが今後どんな風に変化していくのか見守りたいような気持ちもあります。

来年も大会が開催できることを祈りつつ、今日はこのへんで。*3


(補足)素数大富豪 マスパーティ杯を見逃したあなたへ

マスパーティはYouTubeで全編視聴可能です!
素数大富豪大会の視聴は以下のリンクからどうぞ。Part2までかかって、素数大富豪コーナーとしては全部で13時間分あります。笑
www.youtube.com

*1:こう言って下書きだけ作って公開しないことがよくあるので気を付けます!ちょっとずつでも公開する!押忍!

*2:参考までに、8千億以上の出た素数を全部載せておきます。間違いがあったら教えてください。
・851212101011(nishimura)
・885512121311(でこぽん)
・886663121011(もりしー)
・911128131169(カステラ)
・941310111011(nishimura)
・944312101013(nishimura)
・4121210101111(nishimura)
・96131210121013(nishimura)
・1011111244567999(かいたい)

*3:ジュニアの部のデータも近日中に出します!きっと!