「食事」の魅力
平日の昼、職場近くのローソンに昼食を買いに行く。
職場を出る時点では「待ちに待った昼休み!おひるごはん!!」という気分なのだが、いざローソンに着いて大量のおにぎりやお弁当を前にすると、「はて、自分は一体何が食べたいのだろう?」と悩み始める。場合によっては「別に何も食べたくないわ…」という結論に至ったりもする。
とはいえ何も食べなかったら午後の仕事に影響するので、よく買うおにぎりとかパンとか、なんとなく無難なものを買って職場に戻る。
職場に着いて、買ってきたものを食べる。
食べる順などは、帰ってくる道すがらだいたいシミュレーションが済んでいる。
食べたいものが思いつかなかった時でも、まぁ自分の嫌いなものを選ぶことはないので、なんでも美味しく食べられる。
食べ終えて、満たされた気持ちになる。
「はー、晩御飯は何食べよっかなぁ♪」
……!?
初めは、我ながらものすごい食欲だなと思った。
でも別に、おなかがすいているわけではない。食べたいものがあるわけでもない。
なのにどうして自然と「次の食事」のことを考えてしまったのか、なんだか気になったので考えてみた。
そしたらたぶんこんなかんじのことだった。
1日3回のごはんは毎日楽しみなのだけど、別に常にごはんを食べることが幸せというわけではなくて、「今食べたいと思うものを手に入れる→食べて美味しいと感じる→全部食べておなかいっぱいになる」という工程が比較的容易に達成できるから心地良いだけなんじゃないかと気付いた
— 二世 (@m_2sei) 2015, 2月 6
あえて言うなら「食べたいものを決める」作業が一番決め手に欠けることが多くて苦手。食事を用意してしまいさえすれば美味しく食べることも満腹感を得ることも簡単。
— 二世 (@m_2sei) 2015, 2月 6
つまり、自分にとっての食事はいわば「手軽に達成できる目標」であって、その達成感を得ることが食事の楽しみであるらしい。
もうちょっと他の楽しみも見つけたいなと真剣に思った瞬間だった。