にせいの日記

「自分の好きなものってなんだろう?」という疑問を解決するために、気が向いた時に好きなことを書いてみて、「自分の好きなもの」をあぶり出そうと試みています。

素数大富豪トーナメント「マスプライム杯2020」

※本記事は大会終了後(2020年12月頃)にさくっと公開したかったけどなかなか書き終えられず心が折れたりして気付いたら時が経ってしまっていたものです。ただ公開することに(主に今後の自分にとって)意義があると思うので、細かいことには目を瞑って公開しています。優しい気持ちで読んでください。というわけで「今年」は2020年です。


今年は秋に、素数大富豪トーナメント マスプライム杯2020を開催しました。

mathp-cup.localinfo.jp

私は運営三人衆のうちの1人として参加しました。

感想を三言で表すと
- 開催できてよかった!!
- めちゃめちゃ楽しかった!!!
- 素数大富豪はおもしろい!!!!!
です。

以下には、備忘録や引継ぎも兼ねてとりとめもなく個人の感想を綴ります。本当は予選会の前や後にも記事を公開したかったんだけど、なかなか手が回らず完成できなかったので、その分も含めていっぱい書いてしまいました。素数大富豪が好きで、大会の開催とか興味あるわ〜って人はよかったら読んでください。なお、他の人たちががんばった話は本人たちがそれぞれ書いてくれると思うので、私は私のがんばった話だけを書きます。

1.大会開催について

(1ー1)開催に至った経緯

2016年のMATH POWERに始まり、2019年のマスパーティまで、毎年この時期(10〜11月)には何らかの数学イベントが開かれて、その一部として素数大富豪大会が開催されてきました。マスプライム杯は、その後継に位置付けられる大会として開催しました。大会名は、MATH POWERとマスパーティ(MATH PARTY)の後続として、マスプライム(MATH PRIME)杯と名付けられました。

今年のマスプライム杯は、会場に集まる人の人数を減らすため「オンラインで予選を行ったうえでベスト8のみが決勝大会に集結する」という形で開催しました。
この形式は、確か今年7月に札幌に遊びに行った時にパンドラでもりしー(と、たまたま居合わせた3TK)と話をした時に思いついたものだったと記憶しています。新型コロナウイルス感染症が流行するこの状況で数学イベントの開催も望めず、関係者の中には正直「大会開催は難しいかも…」という雰囲気が立ち込めていましたが、「せっかく4年間も続いてきてプレイヤー達に開催を期待されるようになっている素数大富豪大会を、簡単に終わらせるなんてもったいない。会場に人を集められないならオンラインでやればいいじゃない」ということで予選会はオンラインで開催することが決まりました。*1

その後、もりしーからはなぶさんに相談してもらい、運営としては2019年のマスパーティ杯と同じ「もりしー・はなぶさん・二世」の三人衆で進めていくことになりました。
なお、開催をゴリ押しする割に私が自分で先頭を切って「やるよ!!」と言わないのは、本来は大会運営にはあまり興味がないからです。しかし素数大富豪は好きだし、特にこの大会シリーズは大好きでどうにか生き延びてほしいと思うし、イベント運営に関しては年の功で力になれる部分があると思うので、運営にはどっぷり参加させてもらいました。我ながらこのスタンスはずるいなぁと思う部分もあるのですが、本気で戦う大会においてはゲームルールこそがアイデンティティなので、その部分に責任を持てそうな人に「やってよ!やろうよ!」と言っていくしかできないと思ってこんな風に生きています。

(1ー2)開催決定

そんなわけで、マスプライム杯実行委員会(正確にはこの時点ではMathP杯実行委員会)として始動したのは7月下旬のことでした。運営3人の住んでいる地域は東京・札幌・函館とバラバラなので、TwitterのDMでのやりとりと、Zoomによる打ち合わせで準備を進めました。

①北海道と関東に素数大富豪プレイヤーが集中していることはわかっているので、どこで決勝をするにしてもその2ヶ月前までには予選を終えてプレイヤーの金銭的負担を減らしたい
②移動を考えると連休がいいけど、12月はアドベントカレンダーもあるから避けたい
みたいな条件を加味して、11月決勝・9月予選という日程が決まったんだったと思います。「エントリー期間も考えたら今すぐ動き出さないと間に合わないじゃん!!」となりました。

後に配信を担当いただくtsujimotterさんに「何も匂ってこないww」と言われた、我々3人の不器用な匂わせツイートも貼っておく。


そして8月11日、情報解禁。

youtu.be

「ティザー動画を作ったらいいんじゃない!」と言われて、ティザー動画って何?とググった勢いからほぼ一晩で作った動画でしたが、過去の大会動画の使用に関しては関係の方々にご快諾いただけて、原案ほぼそのままの公開となりました。みなさまご協力ありがとうございました!

簡単なものですが、ホームページもこのタイミングで作成・公開しました。
mathp-cup.localinfo.jp

出場者は、8月11日〜9月11日の期間で募集しました。「予選が休日昼間のオンライン開催なら参加はしやすくなるのでは?」「数学系イベントから独立したことでむしろ参加者は減るのでは?」などみんなであれこれ考えましたが、結果的には理想的な(トーナメントが作りやすい)32名にエントリーいただくことができました。*2

(1ー3)オンライン予選会の開催方法と意義

予選会は、ただ普通に素数大富豪オンラインを使って試合をすると過去の大会と形式が変わりすぎてしまう……という問題がありました。

これに関してはそれはもういろいろなことを議論して、最終的に
素数大富豪オンラインで審判をつけて対戦
*それをZoomで観ながら解説・出場者もZoomのチャットで交流しながら観戦
*それ以外の人はYouTube Liveで観戦
という形に落ち着きました。

詳しいことは注釈に書き殴っておくので興味がある人だけ読んでください。*3*4

素数大富豪オンラインやZoomを使い慣れていない出場者のためには、事前に3回の「練習会」の機会を設けて*5進行方法などを説明したりしました。

この練習会、企画当初は本当に不安な人だけが来てくれたらいいかなーくらいの気持ちだったんですが、実際接続方法がわからず試行錯誤する人もいましたし、こちらの案内がわかりづらい部分や起きうるトラブルについても確認し多少改善することができました。また、細かいやり方はまだまだ改良の余地があるとはいえ、スタッフ側の練習・リハーサルも兼ねることができ、これは企画して良かったなぁと思います。ちなみに、もし練習会にも参加せずに素数大富豪オンラインやZoomの使い方がわかりませんとか言って進行を妨げてくる人がいたら即退場処分にしちゃうんじゃないかってくらい、当日は余裕がありませんでした。。笑

またこの予選会の際に、参加者の方からの「素数大富豪で久しぶりに遊んだ」という声を聞いて、私はイベントというものの価値を思い出すことができました。前述のとおり、私個人としては大会というものにはさほど興味がないので、準備期間中はちょくちょく「一体何を目標・モチベーションに据えたものかなぁ」と考えながら準備をしていたのです。
しかし大会を開催することにより、普段は素数大富豪に触れない人が「せっかくだから」と言って素数大富豪で遊んでくれたり、素数大富豪オンラインで遊んだことのない人が素数大富豪オンラインの使い方を覚えてくれたりするというのであれば、それは「素数大富豪人口を増やしたい」「もっと多くの人に素数大富豪を知ってもらいたい」という私の欲望に合致します。

こうして個人的なモチベーションも保ちつつ、毎週3時間以上の打ち合わせを重ね、9月26日にはオンライン予選会を開催することができました。

(1ー4)9月26日 オンライン予選会

結果から言うと、オンライン予選会はめちゃめちゃ面白かったし、ちゃんと緊張感のある良い大会になったと思います。ほっと一息。

YouTube Liveのアーカイブはいつでも視聴できますのでよかったらどうぞ。時間がない方は終盤2時間(ベスト8が決定する2回戦)だけご覧いただいても楽しんでもらえると思います。


素数大富豪トーナメント マスプライム杯2020 オンライン予選会 #マスプライム杯 (9/26開催)

準備は全てオンライン、審判も解説も出場者もみんなオンライン。トラブル時の連絡・対応方法などは想定すればキリがないというかんじでしたが、幸い試合・大会が続行できなくなるようなトラブルには見舞われませんでした。たぶん。

内容に関してはまたあとで書くとして、とにかくこの予選会でベスト8が決まったわけです。そしてベスト8の約半分が札幌からの出場だったためできるだけ「地域間の移動を減らす」という目的のもと、決勝大会の札幌開催が決まりました。

また、出場者のみなさんの協力のもと、出場者の紹介動画も作らせてもらいました。(リンクは下の方に貼ってます)
【優勝は誰だ!?】 #マスプライム杯 2020ベスト8(決勝大会出場者)紹介 #素数大富豪 - YouTube


(1ー5)決勝大会の開催判断

決勝大会開催の約3週間前、札幌の警戒ステージが「2」に引き上げられました。新規感染者数は増加傾向、陽性率も上がり気味という、あまり良くない気配。

決勝大会は会場に集まって開催することを予定しており、感染対策も我々なりに調べて考えていましたが、それでもさすがに会場が使えなくなったらオンラインにするしかないということは想定していましたし、そのために予め「1週間前の時点で判断します」と宣言していました。
しかし当の1週間前になっても、感染拡大状況は微妙としか言えない状況…。

いや、正確には、報道だけを観ていたら自粛した方がいいと言われてもおかしくない状況でした。だって、道知事から「札幌と他地域との往来自粛」が呼びかけられたのが大会9日前の11月13日(金)、東京の警戒レベルが引き上げられたのが3日前の11月19日(木)。ただ、札幌との往来に関しては「十分な感染対策がとれない場合」との条件付きでしたし、施設の使用制限等はありませんでした。

そこで我々は、以下のような4パターンの開催方法を想定することにしました。
(A)会場で予定どおり開催(出場者は希望に応じて代打ち可)
(B)対戦はオンラインで行うが、希望者のみ会場使用可。解説は会場から。
(C)対戦はオンラインで行うが、解説のみ会場で行う。
(D)完全オンライン開催

Cは運営の都合、Bは出場者の気持ちや利便性を考えての選択肢でした。そしてその上で、もし集まることを不安に感じる人や外出を控えたいと思う人がいるならその気持ちを尊重したいと考え、出場者にはアンケートの形で意見を聞かせてもらいました。

そして結果的には会場で参加することを望む人が多かったため、予定どおり開催したというわけです。

なお、今回は早い段階から「本人が感染したわけではないものの家族等が感染または濃厚接触者になったことにより会場に来られない人」を想定して、「代打ち」というシステムを考案していました。結果的にはこれによって出場者のうち1名(nishimuraさん)がこの方法を利用して参加できることになり、準備してよかったなぁと思います。

そんなこんなで、当日朝まで、いつ誰から体調不良や欠席の連絡が来てもおかしくないと思いながら準備をしていました。*6

(1ー6)11月22日 決勝大会

朝一でまず、代打ちに関する連絡がきちんと通っていなかったことが判明するというトラブルがありました。急いで対応方法を検討し、nishimuraさんとでこぽんさんの協力を得ることでなんとか解決できました。

朝の設営は、配信は配信でセッティングに困っててリハーサルができないし、代打ちのセッティングや打ち合わせもあるしと、てんやわんや。解説のお二人&オンライン予選会でスタッフを務めてくれた出場メンバーの協力のおかげでなんとかなりましたが、本当にギリギリでした…。感謝。

配信開始直前、スタートのタイミング伝令をするために廊下で待機していたら会場の事務の方に話しかけられたのも(自分がというより配信のtsujimotterさんが)めちゃめちゃ焦りましたね…。

配信が始まってからは、解説の2人が出ずっぱりになったので、いよいよ出場者の方々しか頼る人がおらず。会場が比較的暖かくて常に換気できる状態だったのは助かりましたが、それでもやっぱりスタッフはあと2人くらい欲しいなぁと思いながらなんとか乗り切ったというところです。ポジティブに考えれば、空き時間や観戦中に雑談するような余裕もなかったから、感染対策としては成功だった……のか?

素数判定員&タイムキーパーを務めてくださったみなさん、カマトト賞のために(しかも大会中はその目的を明かしていなかったのに)各プレイヤーのペナルティ数をしっかりカウントしてくださったみなさん、その他、通りすがりに私のSOSに応じてくださったみなさん、本当にありがとうございました。撤収も参加者の力で思ったより早く終わって、おかげさまでオンライン懇親会にも無事参加できました。

なお、決勝大会後に開催した「オンライン懇親会」も一応感染対策の一環のつもりで、開始時間を「大会終了から約2時間後」に設定することで出場者にのんびり外食する時間は与えず、食事はテイクアウトを推奨していました。DiscordのURLの連絡がうまくいかず困惑させてしまったみなさんにはごめんなさい…。諦めず参加してくれたみなさんに感謝です。諦めてしまった人がもしいたら……ごめんな……。


と、まぁ悩んだりトラブルがあったり本当に大変でしたが、今年も無事に素数大富豪大会が開催できて本当によかったです!!支援してくれた方も出場してくれた方も応援してくれた方も本当にありがとうございました!!


2.予選会&決勝大会の感想

(2ー1)オンライン予選会 感想

Zoomと素数大富豪オンラインを併用して配信をしながら開催した素数大富豪大会というのは、おそらく初めての試み。というわけで、ここでは感想とともに、オンラインで開催したことによる苦労や反省などを書いていきたいと思います。

時系列順に考えると、まず、出場者の「参加確認」が運営にとってのひとつ山場でした。通常のイベントだって「申込をしておいて当日来ない人」が必ず想定されるのに、ましてオンライン。参加者が接続してくれなかったら、運営は何もできません…。結果としては、集合時間に多少遅刻する人はいましたが、完全に連絡が取れないことにはならなかったので良かったです。ただ、今後もこの点は懸念点のひとつであり続けるんだろうなぁと思います。

開会式は、進行のもりしーさんと配信のtsujimotterさんが連携して立派に役目を果たしてくれました。終了後にスタッフから「デモプレイは録画した動画でもよかったのでは?」という意見が出て、たしかにオンラインなら全部生でやる必要ないよねと目から鱗でした。なおこのことは、2ヶ月後の決勝大会の配信に早速生かされました。

あとは、ししとうさんの広告読みが素晴らしかったと、私は声を大にして言いたい(文字サイズを中にして言ってみた)。広告に関しては1回戦・2回戦の終わりにも1回ずつ流してるんですが、そちらは録音です。生でやるのも録音も同クオリティで出力できるししとうさん、すごすぎませんか?*7
開会式のみ生で読んでもらうことにしていたおかげで、直前にお知らせいただいた台湾版素数大富豪Lv.0の発売日情報を差し込むことができたのも良かったです。

裏方のお仕事としては、twitterの大会公式アカウントでツイートするのがなかなかハードでした。出場者等の対応をしてる間に気付いたら状況が変わっていたりして、、本気でやるならtwitter専任スタッフをお願いしておけばよかったかなと思いました。

大きな気付きでいうと、やっぱりオンライン開催は回線状況が命です。
在宅勤務・オンライン会議・オンライン授業・オンラインライブ・オンラインイベントetc、人が集まることのほとんどはオンラインに代替されて約半年が経ち、さすがにみんな環境整ってるでしょ、と思っていたら意外とそうでもない。今回は声を出す人をスタッフ&出場者の一部のみに限定していたからまだなんとかなったけれど、その少人数の中でも各お宅でいろいろあったようで、当日開始直前に「光が届いた!」と盛り上がったのなんかは振り返れば良い思い出だけどなかなかの綱渡りだったなと思います。
なお、練習会の段階では他にも、うまく繋がらない人、マイクやカメラの調子が悪い人、使い方がわからない人、などなどいましたが、そういう個人の努力や数回の再起動でなんとかなることと比べても、回線(と周囲の音・光環境)問題は解決しがたい問題だと思います。

また、相手の様子がわからないというのもオンラインの難しさのひとつでした。今回は、オンラインかつ日中での開催ということもあり、小学生~高校生の参加も散見されました。しかし先ほども述べましたが、オンラインではとにかく接続してもらわないとどうにもなりません。学生さんに限らず、なんなら大人でも「自分の置かれている状況を的確に文字で伝える」ことはかなり難しいもので、それに対してそれぞれの人の様子・能力・環境等にあわせてサポートしてあげることがなかなか難しかったように思います。

最後に大会・配信の内容でいうと、まぁ、めちゃめちゃ面白かったですね。当日もすっごく楽しかったし、振り返って配信を観ても名場面がいっぱいでした。
大会公式twitterアカウントで、10/22~11/14の期間中に21回にわたって「予選会見どころ」をツイートしたんですが、その期間中はほぼ毎日仕事の昼休みに動画を観てにやにやしてました。試合もちょくちょく超展開を見せるし、そこに解説や出場者たちのチャットが加わってさらに楽しめるものになっていると思います。

なお、twitterで注目度の高かった3件はこちら。

あと初代素数大富豪ファミリーことOTTY一家は、戦えば熱戦あり・おもしろ素数あり・出会いありで各々熱い試合を繰り広げるし、解説や広告読みをしてもらえばとっても聞きやすいし、スタッフをお願いすればしっかり働いてくれるし、インタビューをお願いすれば安定したトークを繰り広げるし、カメラをオンにすればおもしろ背景だし、4人とも素敵すぎましたね。全員で出場していただけてよかったです!今後ともよろしくお願いします!

敗退者クラス「ひよこ組」はもっとちゃんとやればよかったと思う部分がたくさんありますが、今回は初回ということもご勘弁ください…。次回以降さらに進化したひよこ組(※進化してもひよこ)をご用意できればと思っているので、試合に負けそうな人もまた奮ってご参加くださいね。

(2ー2)決勝大会 感想

決勝大会も、それはもう楽しかったですね!
正直やってる最中は雑用をやり漏らさないように必死だったけど、たまに立ち止まってふとtwitterを覗いたら #マスプライム杯 で盛り上がってくれている人がたくさんいて、そのことに元気をもらってまた動きだす、というかんじでした。

今回は少人数だったので当日朝に抽選でトーナメントを決定したんですが、あれはどうでしたかね?ドキドキしてもらえたでしょうか?運営側は、たぶん配信対応や試合順のことでドキドキしていました。笑
他にも、オリジナルトランプ・カマトト賞・優勝賞品(台湾版素数大富豪Lv.0)などいろいろと運営班だけの秘密を抱えたまま本番に突入しましたが、会場の方々もうまく合わせて盛り上がってくれて感謝でした。

個人的にはOTTY vs もりしーの決勝戦を札幌で観られたことがとても嬉しくて、なぜならこの2人こそが札幌で素数大富豪を流行らせた立役者だと思うからです。
うちが主催していた頃の「素数大富豪で遊ぼう会in札幌」で出会い、共に成長し、会を応援して運営を引き継いでくれたりするとともに素数大富豪バーや素数大富豪同好会などそれぞれにも素数大富豪を広げるコミュニティを作り出し、トッププレイヤーとしてもスタッフとしても活躍してきた2人が!今!札幌で!勝戦!!

ということで、なんというか、高校球児を甲子園に送り出す寮母さんのような気持ち(たぶん)で感慨深く見守っていました。
もりしーのことは運営として一緒に大会を作り上げながらもその負担に負けず連覇は維持してほしいとずっと願っていたし、相変わらずいい奴だからきっと今年もいい手札でさらっと勝ち上がるんじゃないかと心のどこかで思っていました。
一方でOTTYは、決勝大会の1・2回戦の対戦相手がいずれも、OTTYが育てたと言っても過言ではない北大素数大富豪同好会の後輩で、そんな後輩たちを倒してさらにもりしーの連覇を阻止するなんてそれはそれで出来すぎたシナリオが用意されていて。

この大会はこの試合を見るために開催されたといっても、過言では、、、いや、それはさすがに過言だけど、、やってよかった、、

あと、決勝大会の日にDiscordで開催したオンライン懇親会が思いのほかたくさんの方にご参加いただけて、これもまたすごく楽しくて幸せでした。出場者だけでなく支援者の方にもお声がけしたところ、初代チャンピオンのみうらさん*8や梟老堂さん*9ともお話することができて、とっても嬉しかったです。個人的には、昼も食べずにいたところで急にお酒を飲んであっという間に酔っ払ったという反省点はあるものの、大きな混乱もなくみんなで時間と余韻を共有できて素晴らしかったです。ご参加ありがとうございました!!


3.二世のやったこと

実は今回、(イベントの一環ではない)単体の素数大富豪大会の運営に参加するのは初めてで、個人的には結構いろいろなことに挑戦させてもらったので、ここに自分がやったことを記録しておきたいと思います。自分としてはいい経験になったなーと思うことだらけでしたが、もっとうまくできる人はいるはずなので、我こそはという方はぜひ次回以降お手伝いしてください。半分引き継ぎ資料みたいなつもりで書いてます。

(3ー1)ウェブサイト制作

素数大富豪研究会やマスパーティでもお世話になったAmeba Owndを利用させてもらっています。めちゃくちゃ気軽に作れていつも助かっていますが、あまりこまめに更新できずいつも反省してます。予選会のトーナメントをGoogleスライドで作成してリアルタイム更新にしたのが今年のこだわりポイントです。

(3ー2)ロゴマーク類の制作

ロゴマークや関連画像も、覚えたてのIllustraterを使って作りました。かっこいいものを作るのは難しいけど、自分たちで作るといろんなアレンジが必要になった時(用途によって求められる形や縦横比や解像度が違う)に気軽に対応できるのが便利だなと思いました。

実は正方形タイプも作ってたんだけど、あまり披露する場がなかったのでここで供養させてください。
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*10

(3ー3)オリジナルトランプの制作

はなぶさんの提案で、マスプライム杯のロゴマークをあしらったオリジナルトランプを制作しました。オモテ面は配信で見えやすいように(でも手で持っても遊べるように)数字を大きく・スートを小さくしました。左利き対応についても検討しましたが、見やすさと両立するための案がまとまらず、今回は対応を断念してしまいました。*11
個人的にも「素数大富豪用オリジナルトランプ」は1年以上前から作りたいと思い続けているので、今回の制作はデザインや発注手順の参考にもさせていただきました。来年までには形にできたらいいなぁ。

(3ー4)ティザー動画&プレイヤー紹介動画作成

前述のとおり、2本の動画を作りました。ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました!!

大会全体のティザー動画は、ほぼ一晩で作りました。過去の大会動画を切り取ってくっつけただけなんですが、これがとっても楽しかった。素数大富豪ってこんなかっこよくてこんな楽しそうな競技なのかってびっくりしました。
素数を駆使して勝ち上がれ!【素数大富豪トーナメント マスプライム杯2020】開催決定! - YouTube
中でもタカタ先生はどの大会でも本当にしっかりリアクションをとっていて、使いたくなるシーンがたくさんありました。あと、素数大富豪考案者である関さんの「素数です」の声が素敵ですね。

細かいこだわりポイントは語り出すとキリがないので割愛しますが、古参ファン向けに「動画のちょうど30秒のところでタカタ先生の右上に「92*12」が飛び去る」という小ネタがあったりしますので、みなさんぜひ何度でも見返してください。

制作の流れとしては、今回は、勝手に試作動画を作ったうえで関係各位*13に連絡して了解を得る、というなかなか強引な手を使いました。この辺りの流れはいまだに正解がよくわからないので、できれば来年からは撮影時点で「今後の大会の宣伝に使うよ!」って宣言しておけるといいかもしれません。そしてもし来年も同じようなものを自分が作るのであれば、映像や音声をちょこっと差し替えるだけで済ませたいところ……。


一方で決勝大会の出場者(ベスト8)紹介は、フリーイラストを使って試作版を制作し「これに入れられるようないいかんじの写真を撮って送ってください」と依頼しました。つまり全面的に出演の方々のセンスにお任せしたというわけです。

このたび、試作版の動画を限定公開しましたので、よかったら観ていってください。
※プロフィールの内容等に誤りがたくさんありますので、動画のみの紹介はご遠慮ください。
youtu.be

で、できあがった動画がこちらというわけです。
youtu.be
みなさんのセンスが良すぎてデータ受領&編集がめちゃくちゃ楽しかったです。感謝。

制作時のこだわりポイントは「8人をほぼ均等に出す」「サムネイルでは顔出ししない」ということくらいだったでしょうか。なお、札幌の資料動画みたいなやつは、たまたま札幌に行った際にあれこれ立ち寄って撮影しました。テレビ塔は、わざわざ時計が素数時間(2:11*14)になるのを待って撮りました。これもなかなか楽しかったです。

(3ー5)応援キャンペーン・応援賞

今回、予選会と決勝大会を分けて開催したことにより、決勝大会に出場した8人に対していかに興味を持ってもらうか、いかに応援してもらうかという課題が生まれました。そこで発案されたのが、twitterでの応援キャンペーンでした。
「優勝者」もしくは「決勝戦の組み合わせ」だけだと簡単すぎるということで、両方を当ててもらう形にしてパターンを増やしました。応募数を増やすために1人3口まで応募可としましたが、ちゃんと応募してもらえるのかどうかと、当選者が出るのかどうかが最後までハラハラしました。*15結果としては、前述のプレイヤー紹介動画とあわせてなかなか盛り上がってもらえたようです。

あと、寄せられた応援メッセージをプレイヤー毎に整理して、当日に受付で本人にお渡ししたのはなかなか良かったなと思ってます。twitter上で既に見ているメッセージでも、まとめて印刷されたものを改めて眺めるプレイヤーの皆さんは、やっぱり嬉しそうでした。会場に観客がいないかわりに、見られている感覚を持ってもらうためのひとつのアイテムにもなったように思います。

当選者の賞品は、梟老堂さんのご協力により、素数大富豪Lv.0(と大会オリジナルトランプ)を贈ることができました。受け渡し方法は人づて(決勝大会参加者経由)or郵送で選んでもらいました。大会終わった後の事務作業はなかなかモチベーションが上がらず辛いところがありましたが、無事に任務を完遂した自分を褒めてあげたいです。

(3ー6)大会アカウントでのツイート

それなりにツイートしないとPRにならないかなぁと思ってなるべく定期的に投稿するようにしてみたんですが、コツコツとツイートするのが自分にとっては一番面倒で向いてないなと思いました。ツイートすると反応してくれる人がいることだけが心の支えでした。来年はセンスのある人に丸投げしたいです。

(3ー7)広告動画作成

個人的に、大会内の広告は配信を盛り上げる1コーナーとして考えているんですが、今回は個人スポンサーが多く「動画を作ってください」と言うのはハードルが高いかなと思ったので、スライド&読み原稿の提出でもOKという形にしました。ただ、配信の都合で考えるとやはり動画にした方が便利だと配信担当から言われたので、こちらで勝手にそれっぽい音楽などつけて動画化させていただきました。
ナレーション(原稿読み上げ)は、決勝大会進出者の1人でもあるししとうさんにお願いしたのですが、正直、完成度が高すぎてたまげました。本当に何度褒めても褒め足りない。。彼女は素数大富豪界の宝の1人なので、みなさん大事にしましょうね。

(3ー8)代打ち

代打ちシステムに関しては前述のとおりです。100%満足に戦えるとは約束できないけれど、それでも棄権よりはマシなはず、、というくらいの完成度ではありましたが、実際に代打ちを利用して参加されたnishimuraさんがなかなか面白い試合を繰り広げてくださったので、やった甲斐があったと思えました。*16
なお、代打ちに関してはシステムの考案・テスト・準備だけでなく、当日のプレイも担当させてもらいました。会場に来られないなら代わりにカードを出してあげればいいじゃない、という発想自体はシンプルで大好きだったんですが、実際に自分がやるとなったら本当に緊張しました。「自分の考えは入れず、ただ言われるがままにカードを出す人」にはなりきれたと思いますが、もし来年もやるならカードの扱いにはもうちょっと慣れておきたいもんですね。
あと余談ですが、これのために自分で買ったタブレットアームが、思いのほか便利で重宝してます。ありがとう代打ち。

(3ー9)カマトト賞

素数大富豪オンラインの誕生と普及により培われた「カマトト」という手法*17は、以前は大会ではあまり推奨されないプレイとされていましたが、今年1年でオンライン対戦が主流となったこともあり、完全に市民権を得ました。というか、オンライン予選会を実施する時点で制限とか無理だよねってなったんだったと思います。たしか。
で、案の定オンライン予選会ではカマトトがたくさん使われたので、いっそペナルティの回数を数えて表彰しちゃえということになりました。しかも決勝の地は海鮮王国・北海道。「カマトト」の語源に引っかけて、賞品はカマボコで即決でした。
なお、決勝大会でのペナルティの回数カウントは、観戦しているプレイヤーのみなさんにお願いしました。その場その場でいきなりお願いしちゃいましたが、快く引き受けていただけて助かりました。ご協力ありがとうございました。

(3ー10)大盤解説のカード制作

決勝大会の解説でホワイトボードが使えるという話だったので、ホワイトボードに貼れる数字カードを用意しました。オリジナルトランプで使った文字たちを大きく印刷して、ラミネートして磁石を貼り付けました*18
今回どの程度活用されたのか/今後どう改善したらいいかについてはまだ検証できてませんが、常々解説をもっとわかりやすくしたい・もっと見栄え良くしたいという気持ちがあり、とりあえず今回は挑戦の第一歩というかんじです。理想は将棋の大盤解説みたいなもので、映像を見て「あぁ素数大富豪の解説をしてるんだな」ってわかるようなやつが作りたいのです。ホワイトボードへの殴り書きだと人によって見づらかったり画面が縮小されている時は全く見えなかったりするので、カードによって改善される部分はあるかなと思います。
あとはよく出る素数(例えばQKやKJQJ)やよく出る組み合わせ(4410とか81210とかQTJKとか?)、出場者が出したいと言っている素数なんかをセットで作っておいたら「また出た!!」みたいなかんじで使えていいかなぁとか妄想してます。今回は運営主導で作っちゃいましたが、今後は解説の人たちが中心になってより使いやすいものを考案してくれたらいいなぁとも思ってます。

(3ー11)決勝大会当日の雑用

オンライン予選会では「オンラインイベントの運営って大変だなぁ」という感想を抱きましたが、会場でやったらやったで、雑用が無限に発生するので大変だなって思いました。
今回は会場に集まる人数を最低限にするため、運営4人+解説2人+出場者6人のみ入場可としましたが、運営のうち2人は配信に張り付き、解説2人は出ずっぱり*19という状況だったもので、途中で発生するアレコレは全てうちともりしーと出場者の方々で処理するしかありませんでした。今回は本当に当日参加の方々が協力的かつ伝えたとおりにできる人たち*20だったからよかったものの、次回以降はせめてあと2人はスタッフがいてほしいなと思ってます。*21

(3ー12)オンライン懇親会(打ち上げ)

交流会ができない分、オンラインでの打ち上げは好きなだけやってもらおうと思い、Discordで開催しました。本当は素数大富豪オンラインで素数大富豪しながらというのをイメージしてたんですが、思いのほか豪華メンバーが集まり「話を聞いてるだけで面白い」状態になってしまいました。
ただまぁ、通常の打ち上げでは、基本的には同じテーブルになった4〜6人くらいで話題が共有されるので、「いろんな話題が生まれやすい」「限られた人数だからこそ初対面でも仲間感が芽生えやすい」というメリットがありますが、オンラインはオンラインで気軽に参加できるものになって良かったなと思います。


とまぁ、思い出せるのはこんなところでしょうか。

“いつもの形”ではできない状況だからこそ、「できる」ではなく「やりたい」を駆動力にしていろいろ挑戦させてもらうことができて、本当にありがたい機会をいただいたなと感じています。決勝大会の開催1週間前には、やりたいことが多すぎて不安で泣いたりもしてましたが、無事に乗り越えられた今となっては「がんばったな〜〜」という思い出しかありません。*22

これからの素数大富豪や素数大富豪大会がどうなっていくのかはまだわかりませんが、少なくともこの大会はあと1〜2回くらいは続くんだろうと思うので、この記事に最後まで目を通してしまうあなたのような人は、ぜひとも今後のマスプライム杯(もしくはMATH P○○○○杯)にも積極的に関わってください。

*1:当初は、地域間の移動を減らした方がよいなら 地区予選→全国大会 という形式にして集まる人数を減らすという案もありましたが、地域ごとのプレイ人口や力量にあまりにばらつきがあることもあり、オンラインでできるならオンラインでいいよね、となりました。たしか(うろ覚え)。でもゆくゆくは地域ごとに予選を開催する規模にしたうえで胸を張って「全国大会」って言いたい(欲望)。

*2:ちなみにキャンセルが1人出たら私が代わりに出場してやろうという目論見もあったんですが、無事に全員出場できたため、今大会も私は出場機会がありませんでした。一体いつになったら優勝できるかなぁ。笑

*3:オンラインでの開催にあたってまずあがった問題点が「公平性の確保」と「配信映え」でした。結果的には前者は各プレイヤーの良心に委ねられたわけですが、特に大きな問題はなかったようでよかったです。手番の交代ルールは若干難しい部分もありましたが、出場者と審判のみなさんががんばってくれました。感謝。そして後者は……本当に苦心しました。プレイヤーの様子がわからない、手札もわからない、7時間もの放送の中でほとんど絵面が変わらない、素数大富豪オンラインを知らない人には何が起きているのかすらわからないかもしれない、さらには観戦者の歓声なども入れることができない、などなど。これに関しては、配信画面に枠をつけて参加者の情報を流す、Zoomのチャット画面も配信に含めて出場者はチャットで盛り上がってもらう、解説の合間にプレイヤーのインタビューも入れる、あとは解説ががんばる、というかんじでだいぶ解消できたんじゃないかなぁと。1回戦と2回戦の間で少しだけ挟んだひよこ組(1回戦敗者の遊び部屋)の中継も、素数大富豪の楽しさを少しでも伝えようという試みのひとつでした。

*4:これは余談ですが、ランダムで生成されるZoomのIDを素数(11桁)にすることができたのは個人的にだいぶ満足感がありました。あとパスワードは好きに設定できるのですが、こちらは練習会を含めて統一したルール(開催日付+特定の文字列)でたまたま全て素数にできたのが嬉しかったです。

*5:練習会はもともと2回だけの予定でしたが、参加できなかった方のために特別に予選会当日の朝にも少しだけ時間を作って対応しました。

*6:配信に関して言えば、tsujimotterさんが各パターンに対応できるよう準備してくれていたということなので、今度機会を見つけていろんなパターンを使ってゆるめのオンライン大会をやってみるかもしれないしそうでないかもしれない。すべてはtsujimotterさん次第。→→→12月13日にマイプライム杯エンジョイ配信リーグをやりました。楽しかったな。
マイプライム杯エンジョイ配信リーグ #素数大富豪

*7:(そんな予定があるのかは知らないけど)もし将来的にプロになったりするのであれば、その頃までには我々もきちんと報酬を出せるようにならなきゃいけないですね…

*8:初代MATH POWER杯チャンピオンのみうらさんは、私が初めて目にした「素数大富豪界のスター」だったので、支援を申し出てくださり、配信も観てくれて、懇親会にも顔を出してくれて、めちゃくちゃ嬉しかったです。

*9:梟老堂さんは、今回のマスプライム杯の最大のスポンサーでした。海外展開までしてしまう行動力は本当に見習いたいです。チャンスがあればいつか直接ご挨拶したいなぁと思ってます。

*10:めちゃくちゃどうでもいい豆知識なんですけど、灰色の三角形が散りばめられたイラストではたしか三角の個数を全て素数個にしたんじゃなかったかな。見かけたら試しに数えてみてください。記憶違いだったらごめんなさい。

*11:特にOTTYさんには申し訳なかったので、もしまた作ることがあれば次回こそは何か考えます…

*12:92を出す彦さんを観たことのない人はぜひ過去MATHPOWER杯の動画を観てね(何年のやつかは忘れた)

*13:具体的には、動画の公開をしているドワンゴ(三重積さん)、すうがくぶんか(梅崎さん)、そして動画に映っているみなさんに連絡をしました。ついでに関係者への告知もできた形になったので結果的には良かったのかもしれない?

*14:2も11も211も素数だね!

*15:応援賞は、決勝戦の裏で最後の確認作業に追われていたのがなかなかしんどかったので、次回は事前にもっとしっかり準備しておこうと思いました。できるかはわからないけど。

*16:nishimuraさんの感想は、12月の素数大富豪アドベントカレンダーに書いていただけるそうです!何かしら良かったと思ってもらえた部分があるといいなぁ…(祈)→→→12月4日の記事として書いていただきました! searial.web.fc2.com まだまだ改善すべき点はたくさんあるけれど、大会に参加した実感を持ってもらえたこと、そして「遠距離からの大会参加の可能性も広がった」と感じてもらえたということに泣きそうなくらいホッとしました。ありがとうございました!!

*17:カマトトとは:わざと素数でない数を出す等のプレイによって手札を増やす手法のこと。特に合成数カマトトは、素因数場の枚数制限が無いことを利用して手札を倍にすることができるが、実際のカードを使ってこのプレイを行うと見た目が美しくない上に処理に時間がかかって進行がもたつき、さらに事情を知らない観戦者には何をやっているか伝わりづらく、手札は増えるので試合時間が延びてしまうという配信における苦悩があったため、2019年のマスパーティ杯などでは自粛を呼びかけられていました。

*18:ラミネートフィルムはテカりづらいものを使う・磁石はシールタイプのものを貼り付けるなどの些細なこだわりがあったことをここに記しておきたい。適した素材を探すため、文房具屋さんでめちゃくちゃ徘徊しました。

*19:本当は途中でもりしーやOTTYが交代するはずだったのに、2人とも最後まで勝ち残っちゃうもんだから……

*20:ちゃんと説明・指示する準備なんてもちろんできてないから、「なんかこう、、うまいことやってください!」的な投げ方もちょくちょくしてました。

*21:というか本当はあと2人、札幌の頼りになる友人たちにサポートをお願いしてたんですが、感染症関係で各職場から行動制限令が出てしまったので泣く泣く断念しました。。コロナめ。。

*22:そうやって辛かったこととか全部すぐ忘れちゃうところは10年経ってもたぶん20年経っても変わらないのだよな…