にせいの日記

「自分の好きなものってなんだろう?」という疑問を解決するために、気が向いた時に好きなことを書いてみて、「自分の好きなもの」をあぶり出そうと試みています。

2021年の素数大富豪を予想する

素数判定員アドベントカレンダー2020、ついに最終日の記事となりました!メリークリスマス!

今年も面白い記事がたくさん投稿されましたね。ご参加いただいたみなさまはありがとうございました&お疲れさまでした!また、まだ記事を完成させられていない人は、ぜひ今からでも執筆して完成させて登録してください。
adventar.org
ここで内容を私がひとつずつ振り返ってもあまり意味がないように思ったので、振り返りは各自でお願いします。

振り返りと言えば、去年の12月25日の自分の記事を振り返ってみたら、2020年の目標として「素数大富豪用のトランプを開発したい」という記載がありました。なるほど、やってない…。しかし来年にやりたいことを書いておくというのは面白いなと思いました。

というわけでまずは個人的な今年の反省と、来年の目標から参ります。注釈には、言い訳や今現在の妄想とかを書いてます。

2020年にやり残したこと

  • 素数大富豪研究会2019(!)の研究会誌発行*1
  • 素数大富豪用トランプの制作*2
  • 論文執筆*3

2021年にやりたいなぁと今思っていること(※目標とは言わないでおく)

  • 2020年にやり残したこと
  • 3月のMATH POWERにあわせた素数大富豪イベントの開催
  • マスプライム杯2021(秋の素数大富豪大会)
  • オンライン素数大富豪教室「中級編」の開講*4
  • 素数大富豪研究会」改め「素数大富豪学会」の開催*5
  • 素数大富豪ゼミの開設*6
  • 素数大富豪普及協会(仮称)の設立*7
  • 素数大富豪グッズを増やす


夢はいくらでも広がりますね。365日しかないのでどこまでいけるかわかりませんが、来年もがんばっていきましょう。


さて、そろそろタイトル回収のために2021年の素数大富豪を予想しますね。
※個人に関する予想にはプレッシャーを与える意図はありませんが、もし気になっちゃう人は今は見ないで、1年後に答え合わせだけするようにしてください。

  • 試合時間・決着までの手数は短く(少なく)なる
  • 6-6で組み切れる人が増える
  • ラマヌジャン革命は今よりもっと面白くなる
  • グロタンカットもなんかよくわからないけど面白い使い方が編み出される
  • 素数大富豪が何回かテレビに登場する
  • OTTYさんはいろいろな戦法を身に付けて5手先くらいまで予言するようになる
  • マモさん素数大富豪のおもしろい遊び方をさらに3つくらい編み出す
  • nishimuraさんは先手なら3回に1回くらい11枚出しであがるようになる
  • もりしーさんは5連覇しちゃうの…?
  • キグロさんはQK部のマンガ化により「原作者」になる
  • カステラさんは「22枚出しをよく出す」と言われるようになる
  • Marinさんは早くも人間卒業
  • ささらさんはさらに新しい戦術を編み出す
  • 3TKさんはさらに1279個くらいの素数を覚える
  • ぶっちさんはますます素数大富豪の虜になる
  • はちさんは今見つかっているものより大きい合成数を5つくらい発見する
  • 山下洋輔さん素数大富豪を活用したイベントで引き続き全国の素数大富豪ファンたちを羨ましがらせる

戦略に関しては現状がよくわかってないのでふわっとしててごめんなさい。来年の答え合わせを楽しみにしています。

*1:いろんな経緯があって度々先延ばしとなり、もはや発行されない方向が濃厚です…。すみません…。

*2:裏面のデザインどうしようとかクラウドファンディングの仕組みを利用してみたいなとか思いつついろいろ決定するのが面倒で遅々として進まず。ただ、マスプライム杯でオリジナルトランプを作ったのがかなり参考にできそうなので、来年こそはどうにか実現したいと思ってます。

*3:やりたい気持ちはまだここにある

*4:主な対象者は、大会などで勝てなくて素数大富豪への興味を失ってしまいそうな人。近いレベルの人を集めることで良きライバルを見つけてもらう場にもできたら満点。内容の前にまず、開講スタイル・受講料の有無などを検討中という段階。

*5:オンライン学会が一般的になりつつあるので、時流に乗って開催したいな~とか妄想してますが具体的にはまだ何も。

*6:各自の研究を深める進捗報告の場として定期的なゼミみたいなものが開催できたらいいなってたった今思いついただけなんだけど誰か一緒にやってくれないかな。オンラインで2週に1回、1時間くらいとか。研究を進めるための外圧が欲しいよーっていう方いたらご連絡お待ちしてます。(情報共有しないと意味ないのでたぶん戦略研究はあまり向かないです)

*7:あったらいいよね、やりたいよね、っていう話が出る割になかなか立ち上がらないみたいなので、そろそろなんかやっちゃいませんか?>主にもりしーさんに相談したい

今だからできる素数大富豪

素数大富豪アドベントカレンダーの19日目の記事です。
昨日は山下洋輔さんの「青空の下での算楽塾サロン「素数大富豪大会」」でした。
本当に楽しそうで素敵ですね!こんな風に既存のコミュニティや場所に素数大富豪が取り入れられるのをもっと見たいです。


さて、2020年はとにかく新型コロナウイルス(COVID-19)が大流行でしたね。

おかげで人の集まる会合やイベントは開けず、家族以外の人とごはんを食べに行くことも憚られ、それゆえに素数大富豪で遊んだり布教したりするチャンスが大幅に減ったことは間違いありません。

素数大富豪は、その魅力ゆえ一度ハマると自分の生活に変化が生じるだけでなく自然と他の人にも教えたくなる、ある種の感染症のようなゲームですので、おそらくこの記事を読んでいる方は今も素数大富豪を遊びたい・広めたいという気持ちでうずうずしていることでしょう。

そこで本記事では、こんな状況下でも素数大富豪で遊び広めるにはどうしたらいいかということについて、今できる範囲のことをまとめておきたいと思います。先に断っておきますが、私にはさほど斬新な案があるわけではありません。ただ、今現在あるものや考えられることを出し切れるようがんばりますので、ぜひこれを土台にみなさんの知見やアイデアを付け加えていっていただければと思います。もし補足等があればコメントいただければと思います。


(1)オンラインで遊ぶ
最もシンプルな回答です。実際、オンライン大会は今までと変わらず開催されています。
素数大富豪で遊ぼう会も何度かオンライン開催されましたし、各大学のサークルなどもオンラインで活動しているようです。

オンラインで素数大富豪をするにあたって使えるツールとしては、以下のようなものがあります。

  • permilさんの素数大富豪オンライン
  • nishimuraさんの素数大富豪CPU
    • ルールを理解してもらった上で「遊ぶのは簡単だよ~」ということを示すためにデモンストレーションとして見せるのにちょうどいいと思います。自分+初心者 vs CPUという構図でチーム戦にしてみてもOK。
    • あとは、自主練を薦めるならこれでしょう。その場合は難易度の調整の仕方なども教えてあげましょう。
    • 唯一の難点としては、デザイン的にトランプ感が薄いので「トランプゲームで遊ぼう」と言って誘ってしまうと嘘になるかなと思います。純粋にゲームとして楽しめる人にはぴったり。
  • Zoom等のビデオ会議システム
    • 直接的には素数大富豪ツールではありませんが、みんなが使い慣れているビデオ会議システムやビデオ通話システムとトランプ(1人1組)を使えば、カードを使って素数大富豪で遊ぶことも可能です。やり方は、それぞれにトランプをきって、配り、出すカードを宣言しながら画面に見せるだけ。山札をいじったり不正をすることが容易なので大会等には向きませんが、友人と遊ぶには十分でしょう。また、初心者と遊ぶ時はむしろ経験者だけカードを調整(奇数や絵札・ジョーカーを減らすとか)してハンデをつけることや、わざと不利な手札にして楽しむこともできて便利かもしれません。
    • Zoom等でバーチャル背景を使っているとカードが画面に映らなくなることがあるので、その点だけ事前に確認しておきましょう。
    • また、素数大富豪オンラインや素数大富豪CPUと併用して遊ぶのももちろんOKです。
  • Discord
    • 素数大富豪オンラインや素数大富豪CPUと併用するならこちらもおすすめ。基本はボイスチャットですが、必要に応じて画面共有やビデオ通話も可能です。
    • マスプライム杯の懇親会やマイプライム杯エンジョイ配信リーグでも使用しましたが、今後、特に大人数でイベントを開催するならこれかなという気はしています。
    • Zoom等と比べると知名度は低いので、ソフトの使い方に慣れるまでは少し難しいという点はケアする必要があるかもしれません。

あとは今後、スマートフォン等で遊べる「素数大富豪アプリ(CPU対戦)」「オンライン対戦アプリ」などの開発が待たれます。誰か…どうにか……。*2

ただ、オンラインで遊ぶためには、そのためにサイトに接続したりソフトをダウンロードしたりする必要があります。そのため、イベント出展等で出会える「トランプをやっているのが見えたから来てみた」層に対するリーチは極めて難しいように思います。今まで以上に広報活動が重要になるということですね。*3
参入のハードルを低くするためには、既に同じようなツールを使っていて興味を持ってくれそうな別コミュニティ(ゲーム関係、数学関係)のイベントで宣伝させてもらうのが一番良いのかもしれません。


(2)家族と遊ぶ
素数大富豪を布教するにあたっての「新規層」とは、「知らない人」ではなく「素数大富豪の楽しみを知らない人」を意味します。つまり、我々の身近にもまだ「新規層」はいるはずなのです。そう、あなたの家族です。

感染症対策のことを考えると、一般に外食等の行動を制限される場合でも例外として扱われるのが、「家族」です。少なくとも今の日本では、家族とならある程度は密でも仕方ないという雰囲気があります。*4
みんなが外出を控え、休日を自宅で過ごすことが増えた今こそが家族への布教のチャンスととらえましょう。

最初は「素数なんてわからない」「難しいゲームは無理」と言われるかもしれません。しかし、そう言っていたはずの人が、素数と出会って目を輝かせる瞬間を我々は何度も目にしてきています。

家族内で素数大富豪が流行るとどんな良いことがあるかという話は、OTTYさんのご家族の体験談が役に立ちます。

素数」から導入することが難しいご家族には、もしかしたらこういった記事を読んでもらうことから始めてみてもいいかもしれません。

なお、家族(特に高齢者)へ布教する際は、やり方・楽しみ方を押し付けないことを胸に誓いましょう。家族が遊んでくれるとしたら、その目的は「素数に出会うため」ではなく、「家族で楽しくわいわいするため」です。とにかくニコニコして、楽しい雰囲気を心がけましょう。夕食後など、少しずつでも定期的に遊ぶ習慣がつけばこちらのものです。便利や素数や愉快な素数を少しずつ刷り込み、勝つ楽しみを覚えさせ、良きライバルに育てあげましょう。家族みんなで少しずつ一緒に成長していけたらとても楽しそうです。*5


(3)感染に気をつけながら対面で遊ぶ
素数大富豪はカードをみんなで共有することが不可避なので、カードを媒介してウイルスや飛沫が伝播してしまう可能性は否定できません。しかし、マスクを外すことなく遊ぶことはできます。また、必ずしも大声を出す必要もありません。それなら、ある程度気を付ければ感染リスクは抑えられると思いませんか?

気を付ける点というのは、散々言われていることの繰り返しになりますが、①少人数で*6 ②必ず正しくマスクをつけて*7 ③こまめに換気や手指消毒をしながら ④できるだけ距離をとって ⑤飲食を伴わず ⑥短時間で集中して*8 遊ぶことでしょう。
昨日の山下さんの記事にあったように、屋外で遊ぶこともリスク軽減に繋がるかもしれません。*9ただし、プレイするにあたってプレイヤー同士のキョリが近付いてしまっては屋外であることのメリットが薄れてしまいますので、やはり感染症対策が必要であることはしっかり事前に参加者と確認しましょう。

また、これらが100%の対策でないことを理解した上で、開催間隔を2週間くらいあけることも必要かと思います。*10


(4)研究・開発する
遊ぶことは一旦諦めて、腰を据えて研究に取り組むというのも、長い目で見れば素数大富豪の布教に繋がるはずです。広げるのが難しいなら、その間にできるだけ素数大富豪を深めてみませんか。
おもしろおかしくブログをしたためるも良し、Wikipediaを更新するも良し、イベント案を練るも良し、素数大富豪をテーマに論文を書くも良し、素数大富豪小説を書くも良し、マスコットキャラクターを考案して育てるも良し、素数探索プログラムを書くも良し、アプリ開発に挑戦するも良し。
あーそういえばオリジナルトランプを作るんだったなぁとか、オンライン素数大富豪教室の展開案も練りたいと思っていたんだなぁとか、やればやるほどやりたいことは増えていきます。無駄な外出が減ったはずの今だからこそ、生まれた時間を活用して新しいことを展開してみましょう。*11



さて、現時点で書けるのはこんなところでしょうか。特に目新しいことはなかったかもしれませんが、何かしらみなさんの活動のヒントになるようなことがあれば幸いです。

あとは、時流に乗って素数大富豪Youtuberとかやっても楽しいんじゃないかと思ってるんですが誰かやらないんですか?比較的初心者の人が何人かで日々コツコツと対戦を重ねて少しずつ強くなっていく様子を配信&記録するのとかも面白そう。*12

素数大富豪にはまだ発掘されていない(見せ方が確立されていない)魅力がたくさんあると思います。世間の状況に惑わされず、今だからこそできること・できそうなことにどんどん挑戦していきましょう。




最後に、関連する素数としてコロナ(567)素数を少しご紹介します。連続する数字を1枚ずつ使うので比較的手札の中でも見つけやすい&出しやすい素数です。*13

  • 332567(3密コロナ):3密だとコロナになるぞ!という標語素数
  • 443567(しじみコロナ):略して「しじコロ」*14
  • 877567(バナナコロナ):7を3枚も使う贅沢な素数。逆でも素数なので順番を覚える自信がない人におすすめ。
  • 967567(来るなコロナ):イベント前に言いたくなるやつ*15
  • 4771567(死なないコロナ)感染症を甘く見るのはやめた方がいいですが素数です
  • 567877(コロナバナナ):7を3枚も(略
  • 567881(コロナやばい):みんなが口癖のように言っている言葉ですね
  • 5671213(コロナQK):僕らはコロナでも素数大富豪がしたいんだ

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素数大富豪アドベントカレンダー、20日目の明日はMarinさんの「overKJQJとカードカウンティング」です。戦略研究もまだまだ活発でおもしろい!

*1:正確に言うと、初心者かどうかというよりは「考え込んでしまって思い切ったプレイができない人」には難しく、遊び続けてもストレスが溜まるだけになってしまうことがあります。そういう場合は、3〜4人で対戦すれば他の人の手番の時間を使って考えることができるようになるのでおすすめです。

*2:2018年の素数大富豪研究会で、素数大富豪考案者のせきゅーんさんは「できれば企業等が作ったものが出てくれれば…」と仰っていましたが、待っているだけでその機会が訪れる可能性は極めて低いので、それならどうにかして企業等の目にとまるようにできないものでしょうかねー。アイデア募集とか…何かつてのある人とか…

*3:広報ツールはtwitterだけでは足りないし、かつtwitterでも何度も繰り返し(かつ面白おかしく、または良いタイミングで)ツイートをしないと「新規層に広げる」ことは至難の技なんですよねぇ。。

*4:個人的には、家庭内で移った結果として別のコミュニティへ感染が広がっていくのであれば、同居の家族間(特に大人同士の間)でももっと気を付けるべきなのでは?と思ったりもしますが、それはさすがにしんどいんですかね。一人暮らしだとよくわかりません。でも同じ席にいるメンバーが家族だとしても外食して大声で喋るのはやめた方がいいよって誰か教えてあげてほしい。

*5:こんなことを書いていますが、私自身は家族と和気藹々するのがあまり得意ではないので、今日書いたことは全面的に妄想です。本当に家族に布教したいと思ったらOTTYさんに教えを乞うてください。

*6:なんとなくの感覚ですが、5〜6人を越えてくると徐々に「気をつけなきゃいけない」の意識が緩みやすくなります。あとは万一感染拡大があったときにクラスター判定されてしまうのも避けたいところです。

*7:鼻が出てるのはダメです。ペナルティとして手番を1回飛ばすことにしておきましょう。

*8:時間が長くなるとそれだけで気が緩みやすくなります。換気も必要になりますし、喉や目も乾きます。

*9:北海道はもはやそんなことができる気温ではないので考えてもみませんでした。笑 なお、屋外では風でカードが飛ばされる心配がありますが、山札は素数判定員が持って配る・出す札は箱に入れるなどの工夫をすると結構普通に遊べるはずです。

*10:安心して素数大富豪を楽しむためにコツコツと自粛生活を送るっていうのがもはや身も心も捧げた修行僧みたいで素敵に思えてきませんか?

*11:この(4)は、完全に今の自分の背中を押すために書きました。がんばれ自分!

*12:世間にそんなものを見たいというニーズがあるのかは知らないけど、研究材料としてとても興味深い

*13:57を含むから戦略的には……とかガタガタ言うような人はこんなところまで読んでないで戦略研究がんばってください!

*14:素数大富豪オンラインで出すとしじみぷっちょさんによく言われるやつ

*15:(感染の波が)来るなよ!という意味であり、個人に対して言ったらダメなやつです

ラマヌジャン革命の成長

この記事は素数大富豪 Advent Calendar 2020 - Adventarの6日目の記事です。
ここまでほぼ順調ですね!毎日が楽しいです!!

昨日はもりしーさんの「マスプライム杯開催報告+四連覇達成!」でした。大会4連覇おめでとうございます!!
そしてしっかりまとめたブログをちゃんと決めた日に公開されていることも尊敬します。すごい。*1


今日は、マスプライム杯2020を観ていて「あれ、なんか、、変わった?」と思ったことに関して調べてみました。
それが、ラマヌジャン革命の使われ方です。

ラマヌジャン革命とは、素数大富豪の特殊ルールのひとつで、1729(タクシー数)が出されると次の瞬間から数の大小の強さが入れ替わるというものです。ラマヌジャン革命が素数大富豪の公式ルールに組み込まれたのは、2016年12月22日のことでした

まずは毎年秋に開催されている素数大富豪大会*2において、ラマヌジャン革命の出現回数を振り返ってみましょう。

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明らかにラマヌジャン革命の出現回数が激増してますよね!!どうした!?

とはいえ配信の量が違いすぎるから単純に比較はできないのでは…という方のためにベスト8だけでの比較も置いておきます。こちらでも明らかに増えています。

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革命を起こした人をリストアップすると以下のようになります(敬称略)。
( )内は、起こされた革命に対して再革命により場を通常状態に戻した人の名前です。
そのセットで勝った人に☆・負けた人に★をつけ、セット自体が大会の試合時間規程より終了した場合は[☆][★]と表記しています。

2017:★タカタ先生、☆せきゅーん*3、☆もっちょ
2018:★タカタ先生、☆せきゅーん(せきゅーん)
2019:[☆]大阪分散技術コミュニティリュウ)、[★]大阪分散技術コミュニティ、★キグロ
2020:★プライムマン、☆ささら、★ささら(ドゥー)、☆はち完全数)、☆はち完全数)、★カステラ(はち)、★はち、☆nishimura、★3TK、[★]もりしー(OTTY)

それぞれのラマヌジャン革命が起きるタイミングへのリンクを貼っていますので、革命後の展開などは各動画でご確認ください。

ここまでのデータを見ると、以前は主に素数大富豪界のエンターテイナー達が出して場を盛り上げるために使われていたのが、2020年のマスプライム杯では人知を超えるようなプレイをする強いプレイヤー達が戦略としてラマヌジャン革命を採用するようになったということがわかってくると思います。

直後の対戦相手の対応はというと、ざっくりした傾向では、昔は返されるかそのままパスされて流れることが多かったですが、2020年はパスの代わりにカマトトされることが増えているようです。


ただ一方で、ラマヌジャン革命を出したプレイヤーの勝率があまり高くないというのも注目すべきところかと思います。

これはおそらく、手元に絵札が少ない(かつ1を多く持っている・相手が自分より多く絵札を揃えていることがわかっている?)という比較的不利な状況のときに革命を起こしているからと思われますが、詳しいことはよくわかりません。また、ラマヌジャン革命が起こると一般に試合が長引くことが多く、結果として時間切れの判定勝負となることも一因かもしれません。
ラマヌジャン革命を起こした上でそれを利用して形成を逆転する・勝ち切るといったことは難しいのでしょうか?

この辺りの考察に関しては、マスプライム杯準優勝のOTTYさんが12月22日に素数大富豪アドベントカレンダー22日目の記事として、プレイヤー視点でのラマヌジャン革命について語ってくださるそうなので、そちらも楽しみにしてください。


というわけで今日は、過去4年間の大会の記録を調べた結果、2020年になってラマヌジャン革命が戦略として使われるようになりつつあるということがわかりました。

もともと手札が悪い場合の一発逆転のきっかけとして生まれたようなラマヌジャン革命が、やっとその真価を認められつつあるような気がしてなんだか嬉しいです。今後もこの成長を楽しみに見守っていきたいですね。


また、今回データを集めてみて、こういった分析は年1回定期的に開催されている大会がありさらにそれが記録されアーカイブとして公開され続けていることによって可能になっていると改めて感じました。ありがとう大会!!

最近では素数大富豪トーナメントさんによるオンライン大会が通年で開催され続けているので、やろうと思えばより短いスパンでの分析もできるのかもしれません。

素数大富豪アドベントカレンダー2020、明日はキグロさんによる「素数大富豪小説の書き方」です!

*1:私も今年のマスプライム杯を振り返るブログを鋭意執筆中なんですが、まだちょっと書き終わらないんですよね…。今月中には公開を目指してます。

*2:2016〜2018MATH POWER杯、2019マスパーティ杯、2020〜マスプライム杯

*3:2017年のせきゅーんさんは1729であがったので、革命目的というよりは新ルールPRのために出されたものと思われます。

2020年の素数大富豪

ついに5年目を迎えました「素数大富豪 Advent Calendar」!
adventar.org

書けば書くほどネタがなくなるのでは?と危惧されたこともあったような気がするこのアドベントカレンダーですが、幸いにも素数大富豪プレイヤーはじわじわと増え続け、トッププレイヤー達の戦いの進化は加速するばかりのようです。素数大富豪ってやっぱりすごいですね。

本記事は素数大富豪 Advent Calendar 2020の1日目の記事ということで、2020年にあった素数大富豪関係の大きな出来事をおさらいしておきたいと思います。

こうして見ると、今年も話題がいっぱいでした!

なお、上記の情報のほとんどは、素数大富豪研究会で作成している「素数大富豪年表」を参考にさせていただきました。マメに更新してくださっているみなさん、本当にありがとう…!
sig-prime-d.localinfo.jp


あとはなんとなくの感覚ですが、今年はOverKJQJという武器の普及によってさらに戦略が深まったり広がったりしたような印象がありますね。このあたりの話題はおそらく強い人たちがこのあと続々と書いてくださるものと思います。
また、感染症の流行により対面でプレイする機会がぐっと減ってしまったのは残念なことですが、オンラインその他の手段により隙あらば広めていこうという勢いが消えたわけではないのは素敵なことです。

素数大富豪 Advent Calendar 2020は、現時点で25日中20日分が埋まっています。これはつまり、残り5日分の執筆者を募集中ということです。
ここまで読んで「あぁこれも今年だったな」とか「これについて他に書く人がいなさそうだな」とか思ったものがあれば、ぜひ空いている日にエントリーをお願いします。



さて、今日書くべきことはこんなところだと思うんですが、ついでにもうひとつ告知と募集を。

今年の12月13日、いわゆる素数大富豪の日は、日曜日です。

感染症のこともあって、みんなどうせおうちで素数大富豪をするんでしょうから、その傍らにオンラインでちょっとしたイベントを開催しても楽しいですよね。

ということで、マスプライム杯の配信担当も務めたtsujimotterさんと一緒に
マイプライム杯 エンジョイ配信リーグ
を開催することにしました!

このイベントは、とにかく楽しく素数大富豪する様子を配信することを目的として開催します。そのため、実力に関係なく、楽しそうに素数大富豪ができる人を出場者として募集します。

出場者の方には、Discordでカメラ・マイクをオンにした状態で、素数大富豪オンラインで対戦をしていただきます。

ルールは概ね素数大富豪オンラインに準じますが、ゲーム開始後の最初の手番(1分)は考慮時間として、次の人の手番からプレイを開始します。2ゲーム目は先手番を交代するようにしてください。その他トラブルが起きたらセルフジャッジ(2人で話し合って解決)としてください。
対戦人数やどんな形式で勝者を決めるかは、出場者の人数が決まってから決定します。*1

また、素数大富豪オンライン及び出場者の様子を見ながら解説を行う人を解説者として募集します。解説者の方には、Zoomでカメラ・マイクをオンにした状態で、1試合分の解説を行っていただきます(2人1組)。

対戦&解説の様子はまとめてYouTube Liveで配信します。


ということで、募集要項です。

開催日時:2020年12月13日(日)15時〜17時(予定)

★出場者(3〜5人程度募集)
以下の条件をすべて満たす方を、出場者として募集します。
・良好な回線状況を維持できる人
素数大富豪オンライン及びDiscordを使いこなせる人(使い方等を自分で調べられる人)
・Discordを使って顔を出しながらプレイできる人(変装は可ですが声が聞こえづらいものは不可)
・手番のたびに大きめのリアクションを見せられる人
・楽しく素数大富豪ができる人

★解説者(2〜6人程度募集)
以下の条件をすべて満たす方を、解説者として募集します。
・良好な回線状況を維持できる人
・Zoomを使って顔を出しながら喋れる人(変装は可ですが声が聞こえづらいものは不可)
・他人の試合の解説をしてみたい人
・楽しく優しい解説を心がけられる人

出場者・解説者とも、ペアでの参加も歓迎します。もちろん、単独参加の方はこちらで勝手にペアを組みますのでご安心を。

参加を希望される方は、12月3日(木)までにtwitterにて二世@m_2seiへお知らせください。


応募者多数の場合は主催者の独断と偏見と抽選で決定します。逆にもし人が足りない場合は、日程的に追加募集などはできないと思います。。みなさま奮ってご応募ください!
 

素数大富豪 Advent Calendar 2日目の明日は、札幌で素数大富豪を広めた功労者の1人でマスプライム杯2020準優勝者でもあるOTTYさんが、初心者との対戦の心得について書いてくれるみたいです!楽しみです!

*1:元々は、マスプライム杯の決勝大会がオンライン開催になった時のために準備したプランを活用して何かしたいよね〜というところから始まった企画なので、大会としての内容はなるべく緩いものにしたいと考えています。一緒に楽しんでくれる方、ぜひご参加ください!!

みんなで素数コレクター

素数コレクターというとても楽しいアプリがあります。

素数コレクター!

素数コレクター!

  • Hiroki Matsunaka
  • 教育
  • 無料
apps.apple.com

写真の中にある素数を自動検出して収集できるというものです。
素数大富豪と同様、ハマると人生が楽しくなるやつです。


この@MiwakoT3さんのツイートを見て「みんなで同時に素数ハンティングしたら楽しそう!」と思ったので、日時を設定して決行しました。


私の選んだスタート地点は、いさりび鉄道の重浜駅。
無人駅で電車もたまにしか来ないので、写真撮り放題。
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残念ながら漢数字はカウントしてもらえませんが、代わりに11という素数が看板の右上にあることを知りました。

当初は「稜郭から重浜」というルートを考えていたんですが、道のり4kmオーバーは散歩の域を超える気がしたので今回はやめておきました。(後にも書きますが、やめておいてよかったです。)

七重浜駅はポスターがいっぱいで豊作でした!
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英語教室のポスターではなんだか妙に大きな素数が拾われたから「どこから来たのか謎」とツイートし、「左下に居ました」と教えてもらったりしました。手書きの文字やこんな細かい文字まで拾える素数コレクターはすごい。

また、「素数を探しながら街を歩く」と考えたときに、「数字のない景色でも素数が検出されたらそれはそれで面白いのでは?」と思ったのでいくつか挑戦してみたんですが、残念ながら以下のような写真からはそもそも数が検出されず。
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仕方がないので文字があるところを手当たり次第に撮ってみました。
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落ちているものからも素数を拝借したり……しかしポイ捨てはいかんぞ。
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「ギブミー数字!!」と思いながら歩いていたら、電話ボックスがありました。
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何度も通ったことのあるはずの道なのに、この電話ボックスの存在に気付いたのは今日が初めて。

他にも、自販機とか塾とか、「普段は自分に関係ないもの」に目を向ける良い機会になりました。
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合格者数は、どちらも+1すれば素数になるのに…おしい。

今日は1時間という制限時間を設けて1km先のラーメン屋さんを目指していたんですが、なんと20分が経過したところで進んだ距離はたったの200m!素数を探す→写真を撮る→素数コレクターで判定→素数があればスクショを保存→ツイートする という一連の作業をしていると、ちょっとした散歩でも大忙しになることがわかりました。「時間内にゴールにつかないと失格」というマイルールがあったので、ここからは少し急ぎめで前進。

大きな通りに出ると、被写体のメインは電柱と青看板になりました。
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人の目につかないところの数字が素数だった時には「あぁこの数を素数だと思って見たのは自分が世界で初めてなんだろうな」「ていうか世界で自分だけがここに素数が書かれていることを知っているんだな」と、嬉しさみたいな高揚感みたいなものを感じました。なんだろうこの気持ちは。

バスの時刻表はボーナスチャンス。
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大きめの数を見つけて「これは!」と思って撮っても、なかなか素数でなかったりもしました。
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この2は普通にかわいい。
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3の倍数だらけの看板。これはこれでお気に入り。
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急いだ結果、少しだけ早くゴールに着いてしまったので、最後は海で写真を撮りまくって素数探しに挑戦。
すると、なんと1枚の写真から数を検出!!
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残念ながら素数ではありませんでしたが、素数コレクターで遊ぶにあたっての新しい可能性を感じました。

twitterでは元写真から36を見つけようとする人々が発生。笑

今日のゴール地点は、人気のラーメン屋さんにしました。
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エビわんたん(とチャーシューと玉子)がとっても美味しいので七重浜にお越しの際はぜひどうぞ。

あっという間の1時間でした。


twitterに投げて反応をもらえるのも張り合いがあったし、ハッシュタグでちょくちょく他の方の状況を見るのも楽しかったです。


さらに終了後に、集めた素数を集計したら、tsujimotterさんが全部掛け合わせてまとめてくれました。集めた素数は全部で455個。
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なお、積は141020746795684315524145927777054510923412062319585031871944635975129404247746431343288819241162691738998186688335208785391076223082172122184613637124854422905616404114631923490738595836149517669918609861916840317977498686316072245308692555747349866083501852125496592981891974127764849451351675796328701207427896312016098945418309298999958717630433848303842003576550101419863789403081692719071570112727125375374829617805551284567279914714944960139034245616381891421974541641973760000000000000000だそうです。笑


思った以上に楽しかったので、たぶんまたやります。
次は……11月23日(月・祝)かな!素数が好きな方も別に(今は)興味がない方もみなさまぜひご参加ください!


最後に、やり方についてメモ。

  • やっぱり人と一緒にやっても楽しい。
  • 時間と目的地を定めると張り合いがあって良い。
  • 時間は1時間くらいがちょうどいい。どちらかといえば時間が足りないけど、これ以上は疲れるし、終わった後に振り返るのも大変そう。
  • 距離も1kmくらいがちょうどいい。これ以上は疲れる。
  • 集めた素数を集計して戦うのも楽しい。


まだ持ってない人は、ぜひ素数コレクターをインストールしましょう。

素数コレクター!

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