にせいの日記

「自分の好きなものってなんだろう?」という疑問を解決するために、気が向いた時に好きなことを書いてみて、「自分の好きなもの」をあぶり出そうと試みています。

語呂素数カレンダー 制作&販売のお知らせ

本記事は、素数大富豪 Advent Calendar 2021の17日目の記事です。

adventar.org

素数大富豪好きのみなさんにお知らせしたくて、わざわざアドベントカレンダーの枠をキープしてしまいました。公開が遅くなってすみません。


素数大富豪アドベントカレンダー2021、今年も素敵な記事がたくさん掲載されているわけですが、中でも私がグッと心を掴まれてしまったのがこちらの記事でした。

kinokomemo.hatenablog.com

我がコックさん(593)素数を紹介予定とのご連絡を事前にいただき、公開前からワクワクしていたのですが、いざ公開された記事を見たら、そこにはコックさんどころじゃない可愛くてたまらない素数が!

そう、87643(はなむしさん)!

「87643」素数の存在自体は以前から耳にしていましたが、今回初めてそのビジュアルが明らかになったわけです。記事見ました?一連の挙動も含めて可愛さの塊ですよね。


(まだ見てない人のためにもう一度貼っておく)
kinokomemo.hatenablog.com


 この可愛い素数にもっとスポットライトを当てたい……

 語呂素数仲間としてコックさんともコラボさせてほしい……


そんな想いがある日突然爆発しまして、語呂素数カレンダーを作ることになりました。

月替わりで可愛い語呂素数のイラストや写真を眺めることができ、さらにその素数素数大富豪でも出せるという、一粒で2倍美味しいカレンダー!

87643・593の他、523・4410・443・QK等に関する語呂素数にも参加していただける予定です。しかも半分以上の作品はこのカレンダーのための描き下ろし(予定)。なんという贅沢……!


で、当初は参加者のみでこっそり作ってこっそりニヤニヤすることを予定していたのですが、よく考えたら私以外にも87643ら語呂素数の虜になっている人はいてもおかしくないので、急遽、販売もすることにしました


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仕  様:A6サイズ・月間カレンダー(2022年4月〜2023年3月)・プラスチックケース付き
金  額:1,213円/個(税・送料込)
支払方法:Amazonギフト券または銀行振込(予定)
配送方法:原則郵送
発送予定:2022年3月中〜下旬*1


完全受注生産となりますので、購入希望の方は2月27日(日)までに以下のフォームからお申込みください。

forms.gle

その他、購入に関するお問い合わせは二世(@m_2sei)まで。
受付・発送等はすべて手作業になりますので、そのあたりは申込前にご理解いただけると嬉しいです。

なお、基本的には赤字の予定ですが、もし大ヒット商品になって黒字が出てしまった暁には、利益分は語呂素数界をもっと盛り上げるための次のプロジェクトの資金としますので、遠慮なくお申し込みください。

2022年度も、語呂素数とともに楽しい1年を過ごしましょう!

*1:なんとか4月までにはお届けできるようがんばります。

素数大富豪研究会2021を開催しました

マスプライム杯の決勝大会準備中にふと思い立ちまして、11/23に素数大富豪研究会2021を開催しました。

sig-prime-d.localinfo.jp

かけた労力に比べてめちゃくちゃ楽しかったので、この成果を忘れないように綴っておきます。*1

◎開催に至った経緯と意気込み

素数大富豪研究会とは、「学会ごっこがしたい!」という強い衝動から生まれた素数大富豪の研究集会です。2018年は北海道大学、2019年は東洋大学の教室をお借りして開催しました。

2回やってだいぶ満足したのとちょっと疲れたのが重なり、2020年は開催しなかったのですが、そうこうしてる間に世間では感染症が大流行。多くの学会や研究会がオンラインで開催されました。

オンライン学会、やってみたい……!!

もちろん、素数大富豪を取り巻く環境も大きく変わり、大会・イベントはオンラインで開催されることが多くなりました。そんな変化があったときこそ、研究会を開催するべきでしょう!…という良い口実もすぐに見つかりました。

また、顔を合わせて話す機会が減ることから、素数大富豪プレイヤー同志の繋がりが希薄になり、なんとなく素数大富豪から遠ざかってしまう人も増えていくのでは……と思い、研究会に登録してもらうことで少しでも素数大富豪コミュニティへの帰属意識を高めてもらえたらいいなとも考えていました。

それからもう1点、過去の開催年が2018=2×1009、2019=3×673と、ともに半素数だったことも実はずっと気になっていまして、2021(=43×47)年に開催したら何かとちょうどいいなぁと思ったのが、最後の決め手でした。

とはいえ、急な開催で発表者がそんなに集まる気もしなかったので、今回は「最低限の労力で、やりたいことだけやる」を運営の方針として設定しました。

また、研究会は「研究者の発表の場」という意味合いが最も強いと考え、「主役は発表者、聞きにくるだけの人は二の次」と考えるようにしました。もちろん、わざわざ時間を割いて参加してくれる人にだってありがたいとは思うのですが、この区別を明確にしたことで運営のプレッシャーはだいぶ軽くなりました。

◎準備したこと

運営に関しては、大変な準備はほとんどしていないです。

広報でいうと、無理に参加者を集める必要はないと考えていたので、9月のマスプライム杯に広告を出したくらいで、あとはちょこちょこっとツイートしたくらいでした。twitterでいいね&リツイートしてくれたみなさんのおかげで参加者が集まってくれました。ありがとうございました。*2

プログラムは、当初

  1. 小発表セッション(いわゆる口頭発表。もしくはLT。)
  2. 双方向セッション(いわゆるポスター発表のように、発表に加えて少人数でディスカッションする時間をとった発表形式。)
  3. ワークショップ(参加者を巻き込んでのディスカッション)

という構成を考えていたのですが、残念ながら双方向セッションでの発表申込が少なかったため、予定を変更し

  1. 小発表セッション(双方向セッション希望だった発表も全部こちらで発表)
  2. 特別企画(依頼講演または運営の方で準備した発表)
  3. ワークショップ

というプログラムになりました。

特別企画については、やるぞと決めた時点ではほぼノープランでしたが、せっかくの機会なので、素数大富豪オンラインの制作者であるpermilさんに依頼させていただきました。素数大富豪が2020年以降も引き続き遊ばれ、大会などの開催も継続できたのは、素数大富豪オンラインがあったからこそだと思ったからです。

permilさんについては以前からずっとお話を伺いたいと考えていたので、企画への協力をご快諾いただいてからは、ここぞとばかりにpermilさんの人となりから素数大富豪オンライン制作に至った経緯や今後の展望まで、いろいろな質問をさせていただきました。正直、これが実現できただけでも研究会を開催してよかったと思いました。

発表要旨集は、冊子体を制作しないことにしたらめちゃくちゃ楽でした。ちなみに一部の方からは冊子発行を期待する声もいただいたんですが、冊子を作らなければその分発表者が原稿を修正できる時間が増えるということになるので、当初の方針に則り、主役である発表者の利益を優先しました。

◎研究会直前〜当日

自分の研究発表や特別企画の発表準備を研究会の直前に詰め込んでしまったため、開催数日前からはちょっとバタバタしてました。しかしこの直前期も「最低限の労力で、やりたいことだけやる」という方針があったので楽しく取り組めたように思います。*3

研究会の中身はこんなかんじでした。

小発表セッション

発表は6件で、各発表タイトルは研究会HPに掲載のとおりです。セッションは2つに分けましたが、座長は両方ともtsujimotterさんにお願いしました。
ここはとにかく、発表者のみなさんがそれぞれに面白い発表をしてくださいました。Zoomのチャットを使って発表中からわいわいコメントできたのも楽しかったです。

自分個人としても1件発表をさせてもらいました。発表テーマは申込時の気分で決めてしまったんですが、その後、発表準備を進める中でテーマに掲げた取り組みの重要性を認識しました。研究会のおかげで研究が進んだし、今後の取り組みへのモチベーションも上がったと感じています。

特別企画「これまでの素数大富豪」「オンライン対戦を支える技術『素数大富豪オンライン』」

前述のとおりpermilさんと素数大富豪のオンラインの話がメインではあったんですが、それだけではさすがに「特別企画」感が足りないかなと思い、まずは素数大富豪の歴史についての情報をまとめて発表しました。この発表にあたっては前回(2019年)の研究会で制作した年表が大いに役立ってくれました。うーん、研究会やっててよかった!

発表自体はうまくできたのかよくわかりませんが、やはりpermilさんのお話が参加者にとっても興味深いことだらけだったためか、楽しく聞いていただけたようで良かったです。システム部分の説明にご協力いただきましたtsujimotterさん、こちらもありがとうございました。

ワークショップ

これに関しては、事前情報がほぼゼロだったにも関わらず、参加者のみなさんがそれぞれに楽しく参加してくださったようで、みなさんありがとうございました。

実施方法としては、まず事前アンケートの情報を元に4〜5人のグループと参加者が興味を持つ話題(テーマ)を決めておき、ブレイクアウトルームに分かれてグループディスカッションをしてもらいました。「グループのメンバーはブレイクアウトルームに移動してみないとわからない」というとことでドキドキ感を味わったうえで、全員での自己紹介を経てリラックスしてくれたらちょうどいいかな〜と思ってたんですが、いかがでしたでしょうか?*4

各グループで話した内容はそれぞれスプレッドシートに記録して、ディスカッション後に参加者全員に共有してもらいました。わざわざ発表資料を作ってもらう時間をとるのはもったいなかったし、議論の過程も見られたら面白いかなと思って設定した仕組みでしたが、うまく回っていたと思います。というかみなさん飲み込みが早くてありがたい。

参加者の方からは「オンラインでもこんなに交流ができるんだ!」という感想をいただけて、とても嬉しかったです。

懇親会

懇親会では、まず最初に、参加者全員に「今日の研究会の感想と、懇親会でしたいこと」を話してもらいました。ここで参加者の口からポジティブな感想をたくさん聞けたことは、私の疲れを大いに癒し、テンションを上げてくれました。*5

そして、ここで出た話題を元にブレイクアウトルームを作成し、各自好きなところで好きなことを話してもらうことになりました。また、他の部屋の様子がわかるように、話していることをスプレッドシートに書き込んでもらうようにお願いしました。*6

元々は双方向セッションでやりたかったようなことも懇親会でできたようで、全体としてやりたいことはだいたいできたかなと思います。

ちなみに懇親会は18時頃から始まり、20時で一旦締めたものの、まだ話したそうな参加者のみなさんを放置していたら24時過ぎまでやっていました。オンラインなら合宿も簡単にできちゃいますね。。おそろしい。

素数大富豪研究会の意義と今後の展望

最後は真面目にまとめます。

素数大富豪研究会は、素数大富豪関係イベントの中では異色の存在であり続けたいと思っています。「プレイする」ことから一歩離れた視点で素数大富豪を見つめ、素数大富豪を科学する人たちのためのイベントであり続けたいと思います。また、会・イベントの存在が、素数大富豪の知的ゲームとしての側面を際立たせる材料になれたらとも思います。

次回開催予定は、「開催年半素数の法則」から考えると2026年(=1013×2)になります。しかし実はこの部分を「素因数が2つの年に開催する」と解釈すると、2023年(=7×17^2)と2025年(=3^4×5^2)も開催候補に入れることができるのです。

発表の場としての研究会が存在することで研究の原動力になるということは、前述のとおり私自身も実感しているところではありますので、どっちのルールでやっていくかは、来年1年の様子を見ながらのんびり考えたいと思っています。少なくともアドベントカレンダーは今後も続くと思いますので、研究者のみなさんが引き続き研究に精を出してくださることを望みます。

*1:昔から何かを企画してもそれが終わると一気に忘れてしまうという癖があるので、自分のやったことや、特にやって良かったことはしっかり記録しておくべきと思っています。

*2:個人的にはお久しぶりのマモさんと全然話せなかったのが心残り。。もっと話したかったー!

*3:実は発案当初は、午前中に素数大富豪オンラインで交流会なんかもできたら楽しいかな〜なんてことも考えてたんですが、それは全然無理でした。当日朝にもめっちゃスライド作ってた。。

*4:職場のオンライン研修がちょうどこんなやり方で、毎回移動する度に新しい出会いがあったのが楽しかったので真似してみました。なお、「いかがでしたでしょうか?」とは書いてみたものの良い感想しか聞きたくありません。

*5:懇親会冒頭の進行も、事前には全く方法を決めておらず、tsujimotterさんがその場でこの方法を提案してくれました。感謝感謝。。

*6:オンラインの懇親会でよくある「一部の人だけが喋り続けて面白くないけど、他が何やってるかわからず移動もしづらい」状態を少しでも緩和できればとのアイデアだったのですが…どうだったんでしょうね。少なくとも自分は楽しかったです。笑

素数大富豪の教え方

素数大富豪アドベントカレンダー、9日目!
adventar.org

8日目ははちさんの「合成数出しの戦術を考えたい」のはずでしたが…あれ…?*1

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さて、「素数大富豪を人に紹介したいけど、うまく教える自信がない…」というそこのあなた!

今日はぜひこの記事を読んで、イメージトレーニングをしてください。そして、明日からは素数大富豪をいろんな人に広めてくださいね。

目次

なお、本記事ではトランプを使っての教え方をご紹介します。オンラインでの教え方については(あまり経験は多くないですが)要望があれば書きます。

また、教える側(あなた)は、素数大富豪のルールを理解しているものとして話を進めます。もしルールがわからない方は、先にこちらのスライドでも読んでルールをマスターしてください(宣伝)

www.slideshare.net

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0.素数大富豪を教える楽しさ

素数大富豪に限らず、自分が楽しいと思うことを他の人に伝えて共感してもらうことからは、なんともいえない楽しさと充実感が得られます。
ただ、素数大富豪を人に教えるのは、実はなかなか手間がかかります。「素数」と聞くだけで嫌そうな顔をされたり、自分が面白いと思うルールを一生懸命説明してもなかなかわかってもらえなかったり。。
しかし、その先には相手の「素数を出して喜ぶ笑顔」や「今まで出会ったことのないものと出会ってキラキラと目を輝かせる姿」がきっと存在するはずです。多くの人にとって未知のゲームである「素数大富豪」の面白さを伝えるという、少しだけ高いハードルに、思いきって挑戦してみませんか?

あと、人に教えると練習相手が増えて戦略のパターンも増えるので、楽しみながら強くなれます

1.準備

素数大富豪を人に教えたいと思ったら、まずは

  • トランプ1組*2
  • 素数判定アプリinスマホ(またはwebページを閲覧できる環境)*3

を用意しましょう。人生、いつ目の前に素数大富豪に食いつきそうな人が現れるかわからないので、どちらも常に持ち歩くのがおすすめです。

2.基本のながれ

  1. 言葉巧みに「素数大富豪」というゲームに興味を持たせる
  2. 「実際にやってみた方がわかりやすいので、やりながら説明しますね」と言いながら軽くトランプをきり、手札を配る*4
  3. 自分の手札から何枚かとって見せながら、数の作り方を教える(101とか。ここで見せる数は素数でなくてもOK)
  4. ジャンケンで手番を決めて、ゲームを始める
    • 自分が先手なら、2枚出しの小さい数を出す
    • 初心者が先手なら、1~2枚で出してみてもらう
  5. 相手の様子を見ながらプレイする(勝っても負けてもOK)
  6. 「じゃあ次が本番で!」と言って2戦目を開始する
    • 1戦目での相手の様子に応じて、遊ぶルールを決める
  7. 相手が疲れた顔をしたらやめる(または甘いものを食べさせて少し休憩)
  8. 次に遊ぶ約束をとりつける

3.アレンジできるポイント

素数大富豪の難易度は、採用するルールによって調整が可能です。特に初回は、相手にあわせてルールをアレンジして臨みましょう。

  • 手札枚数
    • 最初の説明の時は5枚くらいで様子を見る
    • 3枚出しができそうなら7枚、さらにミスが少なそうなら11枚へ増やす
  • ペナルティ
    • 最初は「一律1枚」が無難
    • ただし、本来の「出した枚数と同じだけ引く」ルールにより生まれるドラマもあるので、終盤では本来のルールも紹介しておくと良いかも
    • 他にもやりようはあるかも?*5
  • 追加ルール:合成数出し/グロタンディーク素数切り(57)/ラマヌジャン革命(1729)
    • この3つに関しては、初心者には「追加ルール」という扱いで考えておく
    • 数学が好きな人や計算に抵抗がない人には2試合目から導入
    • 素数よりも物語を楽しめるタイプの人にも、57と1729はおすすめ
    • 合成数出しは、特に偶数を消費しやすい便利な具体例をあわせて教えるのが吉*6
  • 3人以上で遊ぶ際のゲーム終了のタイミング
    • 長引くと勝った人が暇になるので、基本的には1人あがったら終了とするのが無難
    • 経験者が先にあがった場合は、残った人でそのまま続けて、初心者にあがる機会を持たせるのも手。その際は素数判定員という名の盛り上げ役に徹するか、弱そうな方*7の味方についてヒントを出す


例として、実際のアレンジ例をいくつかご紹介します。

モデルケース(1) 20代文系女子(複数)

ボードゲームなんかは好きだけど、数学のことはさっぱりわからないぞ!というタイプの後輩達。
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楽しいゲームがあるからやろうよ~一緒に遊んで~ と誘い、追加ルールも含めて一通り説明。合成数出しは手札が偶数だらけになった時の対策として、小さな合成数(6とか8とか)だけ教えておく。指数出しはわかる人だけわかればOKとして、出し方を間違えてもペナルティは無しのルールで。3の倍数判定も初期に教える。

877を出しながら語呂素数の話をしたり、全出しに挑戦したりする場面で反応が良かったので、途中で593素数のスライドなども見せながら遊ぶ。語呂合わせができる名前で関連した素数を探索する時間などをとったところ、後日、自分の名前を冠した素数を見つけてきて報告してくれたりするようになりました。
数学は苦手でも「素数」だけなら抵抗なく受け入れてもらえるパターンは結構あるようなので、そういう相手には一旦、数学や計算とは切り離したものとして素数を紹介しましょう。

モデルケース(2) 小学3年生男子

かけ算・わり算ができるようになったばかりの小学生*8
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一緒に1泊旅行をする機会があったので、昼間のうちに「素数大富豪っていう面白いゲームがあるから夜にやろうね!」と約束をとりつける。移動の合間に「素数」の定義と3の倍数の判定法を教え、素数チェッカを紹介し、街中で目に入る数を指しては「あれは素数」「これは偶数」「じゃあそれは?」みたいな話をしまくる。
夜になったら、手札5枚・ペナルティ一律1枚・追加ルール無しで遊ぶ。2枚出しでもしっかり判定、当たれば一緒に喜ぶ。経験者は小さめの2枚出しor全出しの2択に徹する。

翌日は、宿を出たそばから「あれやりたい!素数なんとか*9」「今日はいつやる?」とせがまれるようになりました。
詳しい様子はツイート(スレッド)でご覧ください↓

今後も年1回くらい会えそうな気がするので、反抗期が到来する前には公式ルールを教え込みたいと思っています。

モデルケース(3) 70代女子

えーっと、母です。
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年末年始などに家族がプレイしている姿は何度も見せているのでルールは概ね把握しているが、自分でやったことはないという例。「めんどくさいゲームは無理」と言うものの、実は負けず嫌いなだけなので、やれば楽しんでくれるだろうと踏んで家族旅行の機会に布教。普通にやっても経験者の方が強いので、素数大富豪Lv.0を投入。

覚えなきゃいけないルールはいくつかあるけど、素数を覚えていなくてもカードを使いこなせば勝てるのがパッケージ版の良いところです。2枚出しの組み合わせ方すら覚えない母でしたが、最終的には素数に出会ってドヤ顔したり、勝ってバンザイするようになってくれました。楽しんでくれたようでよかった!

モデルケース(4) (たぶん)理系男子

私の経験ではないですが、アドベントカレンダー5日目に書いていたキグロさんの記事が大いに参考になります。
note.com

他にも、これまでの素数大富豪アドベントカレンダーではいろいろなタイプの人にあの手この手を尽くして素数大富豪を布教した経験談が多数綴られていますので、興味があればぜひ読んでみてください。
adventar.org

4.教えるときのコツ・心持ち

最後に、私が人に素数大富豪を教えるときに心掛けていることをご紹介します。

  • 喋りすぎない・説明しすぎない
    • 第一に、普通の人は、考えている時には黙ります。一生懸命考えているときに話しかけると気が散りますし、疲れます。初心者が自分の手札を見てじっと黙っている時は、こちらも黙って見守りましょう。無言で退屈されないか不安になるかもしれませんが、退屈した人は目線が手札以外のところに動くのでわかります。
    • また、相手に質問させる余地を残すことも大切です。質問を聞くことで相手の理解度を測れますし、「いい質問ですね!」と言われると相手は嬉しくなります。初心者から出やすい質問を挙げておくので、こういった内容は「あえて説明しない」という選択があることも覚えておいてください。
      • 1は素数
      • 素数は無限にあるの?
      • QKに勝てる数は無いの? →合成数出しを教えるチャンス!
      • 大富豪の8切りや革命みたいなルールは… →57/1729を教えるチャンス!
      • 素数になる法則があるのでは?
      • 簡単な判定方法があればいいのに →3の倍数判定を教え、余裕そうなら1001チェックを教える
      • 素数を覚えてる人が強いゲームでしょ →素数との出会いの面白さを見せつけるチャンス!
  • 時間をたっぷりとる
    • 素数大富豪は覚えるのにも普通にプレイをするのにも基本的に時間がかかります。途中で終わってしまうとただ「覚えることの多い難しいゲーム」と思われてしまう可能性があるので、教えるのは時間があるときにしましょう。
  • 適度に助言する
    • 3の倍数判定ができそうな人には、素数を出したら「3の倍数大丈夫ですか?」と一声かけるようにすると、2・3・5の倍数を避けられるので成功の確率が上がります。
    • 一方、グループ内で力量差がありそうな時に、数学やゲームが得意そうな人がうっかり偶数や3の倍数を出すというハプニングは、場が盛り上がり、得意でなさそうな人も勝機を見いだすきっかけになります。こういうときは助言しません。
  • とにかく相手の様子を見る
    • 自分(教える側)の手番とはすなわち、いろいろなプレイの仕方を見せて、相手の興味のポイントを探るチャンスです。例えば以下のようなことをやって相手の反応を見てみましょう。
      • 相手があまりチャレンジしなければ、自分は大きな素数に出会いにいく
      • 相手が覚えやすそうな札を出す(特徴的な素数・語呂合わせなど) →素数に興味を持って覚えようとするタイプか、愉快な語呂合わせを気に入ってくれるタイプか
      • 相手の出した素数の上位互換を出す →上位互換であることに相手が気付くかどうかがポイント。こちらから「上位互換ですよ!」と言って出してしまうとマウントをとっているだけに見える危険性があるので注意。
      • 57・1729・合成数出しを華麗に使いこなす
    • いろんなパターンのプレイを見せようとすると自然と縛りプレイになるので、わざと手加減しようとするよりこちらも相手も楽しめます。
  • 経験者が2人以上参加する場合は味方につけておく
    • 初心者に教えるにあたり、同席する経験者は一番の敵です。事前に作戦を共有して味方につけておくか、無理なら別テーブルで遊んでおいてもらいましょう。


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先日の素数大富豪研究会2021で行った『素数大富豪の普及に有用な情報を集約する試み』という発表では、誰でも手軽に人に教えられるような環境を整えることの必要性を語らせてもらいました。

本記事はまだまだ荒削りなテキスト記事なので、発表の中で理想として掲げたものにはほど遠いですが、しかしこういうものをコツコツと書き溜めることが次のコンテンツ制作に繋がることを期待して、今後も少しずつ書いていきたいと思います。

みなさんの経験談や知見も引き続きどんどん共有してくださいね!


adventar.org

*1:戦術を練っている最中かと思いますので、気長にお待ちしてます!

*2:ジョーカーは2枚欲しいです。カードは、汚れにくい・破れにくい・安価なものがおすすめです。あまり大事なトランプを持ち歩くと、きれいな場所でしかやりたくない/信用できる人にしか触らせたくないという気持ちになります。ただ一方で、信用できる人に対しては、自慢のトランプの話題からさりげなく素数大富豪の話を切り出すという手法もあります。

*3:素数判定アプリは、iOSなら素数チェッカ、Androidなら素数大富豪ディーラーがおすすめです。webサイトでは、tatyamさんの素数チェッカー★やtsujimotterさんのLenstra's algorithm(楕円曲線法)が使えます。

*4:手札を配り始めるタイミングとしては「手札からカードを並べて素数を作って出しあいます。先に手札を全部なくした方が勝ち、というゲームです。」くらいまで説明して、相手が「ふぅん?」という顔をしたらもう配り始めてOKです。このタイミングを逃すと「難しいゲームだな」と思われる危険性が上がります。

*5:ペナルティに関して、これはまだ実践したことのないただのアイデアですが、計算が苦手な人に対しては、特定の数(例えば13)より大きい数でしか割れなければペナルティなしでもOK(希望があれば引いてもOK)にするという方法もあるかもと思ってます。

*6:合成数の入門は、文系なら2×5=10や2×43=86、理系相手なら2^8=256、2^10=1024辺りがおすすめです。

*7:子供と大人なら子供、理系と文系なら文系など

*8:知人の子。得意科目はプログラミング、苦手科目は外国語とのこと。

*9:彼に教えてみて初めて気付いたんですが、「素数」も「大富豪」も知らない子供にとっては「素数大富豪」という名前がなかなか難しいようでした。口頭で話すばかりで一度も文字で見せなかったこともあってか、旅行中は「そすうなんとかごう」「なんとかなんとか」と呼ばれてました。笑

数学が好きな人を好きな人のための数学基礎知識

※本記事は日曜数学 Advent Calendar 2021 の7日目の記事です。

adventar.org

6日目はキグロさんの「台形ってすごいねー」でした。台形はすごいです!(信者)

◎はじめに:日曜数学会で発表しました

今年2月に、オンライン開催の日曜数学会で「数学が好きな人を好きな人のための数学基礎知識」という発表をさせてもらいました。

*スライド

www.slideshare.net

*発表の様子(ニコニコ動画


果たして「数学好きのためのイベント」で発表する内容なのか?どう発表したら興味を持って聞いてもらえる?……などなどいろいろ考えて臨みました。*1
結果的には予想以上のコメントや反応をいただきとても嬉しかったです。話しきれなかった分を休憩時間中にも話させてもらって、全部で20分ほど話してしまったみたいです。笑
聞いていただいたみなさま、ありがとうございました。

で、発表してみた結果、このことに関しては思うところがたっぷりあることがわかったのでブログも書くことにしました。*2

◎同じような立場の人たちにメッセージを送りたいと思った

発表内容自体は、昨年10月頃に思いついたものでした。メッセージを伝えたい対象は「自分は数学が好きというわけではないけど、好きな人が数学を好きであるがゆえに数学との関わり方に悩む人」

私自身は「パートナーが数学大好き」という立場で5〜6年ほど数学的なものにささやかな関わりを持ってきました。元々理系だったので別に数学自体は嫌いじゃなかったけれど、それでも自分自身が「数学を好きになった!」と思うわけでもなくて、それゆえにふとした場面でパートナーと衝突したり、もやもやした気持ちを抱えることがありました。

twitterを眺めているとその相手が家族だったり子供だったりする人もいて、特にこれまで数学とほぼ接点のなかった人にとっては困惑することも多いだろうと思いました。そして、同じような立場で、最近ちょっとだけ数学との付き合い方がわかってきた自分だからこそ発信できるものがあるんじゃないかと考えたわけです。

◎わかりそうでわからない数学用語

今回メインとして紹介した「数学における定義」「集合」「写像」は、実際に自分がパートナーのT氏と話していて「言ってることはわかってるはずなのに意味がわからない…」とつまづくきっかけとなる三大ワードでした。

「定義」は、日本語としての意味はわかるんですが、数学の話をする中ではそれ以上に強いものとして認識する必要があります。定義の内容を疑っちゃダメ(疑っても意味がない)し、よくよく聞くとその定義(条件)から導ける話しかしてないはずなんですよね。だから、言葉を聞いて何か脳裏に浮かぶものがあったとしても、そのイメージにとらわれてはいけないのです。
発表前は「これは数学をやってる人からしたら当たり前のことを熱心に語っているように見えて滑稽かもしれないな……」と心配でしたが、それでも「きっと私と同じ立場の人で新たな気付きを得てくれる人はいるはず!」と前向きに考えてスライドを作りました。結果的には、数学を好きな人からも「なるほど、その部分がわからないのね」と思ってもらえたようで良かったです。

「集合」をガチャガチャのカプセルでイメージするというアイデアは、昨年の夏にT氏から(何度目かの)イデアルの説明を受けた時に脳内に生まれた考え方です。これまで何度聞いてもしっくりこなかった対象について、劇的に理解が深まった瞬間だったので、なかなか気に入っています。カプセルの上側が透明で中身が見えるというイメージも良いです。
発表の際には他の登壇者の方(=数学が好きな人!)にも理解を示してもらえてとても嬉しかったです。

写像は、一般向けの講演などではほとんど出てこない(簡単な言葉に置き換えられている)単語で、だからこそ日々の会話で急に出てくると「えっ、何……?」となることが多いです。実は数学のめちゃくちゃ基礎的な用語と思われますが、高校までの数学の授業では習わないはず。しかしこれを理解してあげられるようになると、数学好きな人が自然と話す数学を聞けるようになるので、たぶんありがたがられます。

ちなみにこの辺りの基本的なワードと考え方を使いこなせるようになると、細かいことはわからなくても、数学の話の組み立てがなんとなくわかるように感じたりします。また、パートナーの話の筋が通っていない部分を指摘(質問)して、信頼と尊敬を勝ち得ることもできちゃったりします。

◎話を聞くだけなら、覚えるべきことはそこまで多くない

これも、数学好きではない人へ伝えたかったメッセージのひとつです。

数学好きの人も、全ての分野の数学が満遍なくみっちりと大好きというわけではありません。特に数学好きでない人にわざわざ話してくるようなネタは特に本人が大好きな分野の話である(からこそ我慢できずに理解できないかもしれない相手に話しかけてきてしまう)可能性が高いです。ゆえに、少しでもわかってあげたいと思ったら、分野と頻出単語をチェックするのが大事です。これをすると、別に数学が好きではなくても、めちゃくちゃわかってる風に話を聞くことができます。また、良かれと思って数学の話題を振ってあげた時に「その分野は詳しくないんだよね…」と返されて微妙な空気になるようなことも少なくなります。

参考になるかはわかりませんが「その他よく出るやつ」というスライドには、自分がよく間違えたりわからなくなったりする小ネタを集めました。また、このスライドには「数学が好きじゃない人間にはこんなこともわからないんだから気を付けてくれよな!」という、数学好きの人へのメッセージもこもっています。数学好きの人は「何度も話題に出しているのに全然わかってくれない…」などと思わず、あの手この手で工夫を凝らした説明をしてもらえたら嬉しいです。*3

◎大事なのは歩み寄ること

日曜数学会では発表時間に収まらず休憩時間に話させてもらうことになってしまった、スライド17枚目以降の話は、数学に限らないコミュニケーションのお話でした。

あまりに理解できない趣味だと、ともすればお互い歩み寄る余地などないと思い込んでしまいがちです。しかし、好きな人・大切な人が好きなものを(一部でも)一緒に楽しめるというのはとても幸せなことだと思うので、数学といえども怖がらずにお互い工夫して歩み寄ってみてほしいと思います。

◎“接待数学”界隈?

趣味で数学を楽しむ「日曜数学」に対して、数学が好きな人のために数学を嗜むこの分野は、一体なんと呼ぶのがいいのだろう……T氏と話したところ、「接待数学」というワードが浮上しました。接待と言うと、数学好きの人を持ち上げるようなイメージになってしまいそうで微妙ではあるんですが。。

数学をしたい人のそばで、気持ちよく数学を楽しめるよう伴走するポジション。

おそらくそれをしている人たちが表に出てくる機会はめったにないけれど、実はそれぞれに工夫したり楽しんだりしていると思うので、今後少しずつ仲間が見つかって励まし合っていけるようになるといいなと思っています。

◎おまけ:私は本当に「数学が好き」ではないのか?

おまけとして、日曜数学会での発表後に浮かんだこの疑問について書いておきます。

今回私は「数学は好きじゃないけど、好きな人のために(仕方なく)数学の話を聞いてあげてる」立場を自称して発表しました。
しかし何を隠そう、過去の日曜数学会in札幌では自主的にこんな発表もしています。

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また、1089という数に興味を持って自由研究をしたこともありました。

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パートナーから数学の話を聞いて、「それは面白い!!」と心から感動することも少なくありません。

そう考えると実は、世間の(数学に接点も興味もない)人と比べたら「数学が好き」なのかもしれません

しかし一方で私には、自分よりも圧倒的に数学を大好きな人が、常にそばにいます。その人のように情熱を持って数学を勉強することは、自分にはありません。

でもでも、だからといってイベント等でパートナーの付属物扱いをされるのは嫌。だって、そこらの人よりは数学が好きだと思うから。

というかんじで、好きだけど、どうしても身近な人と比べてしまって「好き」とは言い切れない。でも興味のないものとして距離を置くこともできないし、パートナーのおまけだと思われるのは不本意。これが、私がたまに数学に対して抱く"もやもや"の正体だったのだと、私は今回の発表を通して気付くことができました。*4

このことについては自分の中でもまだ決着がついていないところなので、思うままに書き散らしてしまいましたが、もし同じような立場の方が考えていること・実践していることなどあれば聞かせてもらいたいなぁと思っています。共感・反論・アドバイスなどあれば、コメント欄でもtwitterでも書き込んでいただければと思います。

◎謝辞

最後になりましたが、数学そのものに関する発表ではないにも関わらず、温かい雰囲気で発表を受け入れてくれた日曜数学会というイベントに感謝しています。また、今回参加させてもらった日曜数学アドベントカレンダーも、いろんな立場の人たちが参加されて、いろんな分野・いろんなレベルで数学について投稿されているようです。日曜数学イベントの間口の広さは素敵だなと思います。

日曜数学アドベントカレンダー、明日はsato/佐藤 紡@摂理 新人Vtuberさんの「統計の確率分布(特に連続)ってなんだろう?」というお話だそうです。明後日以降にはまだちらほらと空きがあるようなので、参戦するなら今です!!!
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*1:元々のターゲットである「自分と同じような立場の人」たちに向けて話すなら…と考えて作ったバージョンのスライドもこっそり公開していますので参考までに貼っておきます。

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*2:という記事を3月頃に書きかけていたんですが途中で力尽きてお蔵入りになっていたものを、今回、アドベントカレンダーにあわせて仕上げて公開したという次第です。

*3:特にオイラーフェルマーだけは本当に区別がつかないからそこはもう寛大な心で許してもらうしかないです。

*4:そもそも「好き」と「好きじゃない」の2極に分ける必要はないと頭ではわかっているつもりなんですが、いざとなると自分で自分のとるべきポジションをはっきりさせることができなくて、ついもやもや・ふわふわしてしまうというかんじです。

2021年の素数大富豪

今年も始まりました、素数大富豪 Advent Calendar 2021!

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まだ若干空きがありますので、気になってた方はぜひ登録してくださいね。「今年一番楽しかった素数大富豪の思い出」とか大歓迎です。

(1)2021年の素数大富豪を振り返る

2021年は、去年に続き新型コロナウイルス感染症のおかげでオンラインでの動きが中心だったと思います。去年に引き続き、素数大富豪年表を参照しながら振り返ってみましょう。

普及タイプのイベントが減った分、大会に情熱を注ぐ人が増えたのでしょうか?

一番好きなのはこちらの動画。うちは一切関わってないけど、本当に素晴らしいのでみなさんぜひ観てください。世界中の人に見せたい。

戦略面では、一体どんな変化があったんでしょうか……もはや強い人たちのやってることがよくわからないので、本人たちのアドベントカレンダーへの投稿を待ちたいと思います。

はい、この振り返りをみてもし何か頭に浮かんだ人がいたら、それをそのままアドベントカレンダーに投稿してくださいね。
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(2)2021年の素数大富豪とわたし

さて、後半はついでに個人的な振り返りです。前回素数大富豪 Advent Calendar 2020の最終日の記事に、「2021年にやりたいこと」を挙げていましたので、達成状況を確認します。

  • 素数大富豪研究会2019(!)の研究会誌発行 →やってない
  • 素数大富豪用トランプの制作 →やりたかったけどやれてない
  • 論文執筆 →むむむ…
  • 3月のMATH POWERにあわせた素数大富豪イベントの開催 →イベント中止
  • マスプライム杯2021(秋の素数大富豪大会) やった!
  • オンライン素数大富豪教室「中級編」の開講 →あ〜
  • 素数大富豪研究会」改め「素数大富豪学会」の開催 研究会のままだったけどやって大満足
  • 素数大富豪ゼミの開設 →なにこれおもしろそう
  • 素数大富豪普及協会(仮称)の設立 設立はした
  • 素数大富豪グッズを増やす →やった?やってない?わかんない

ということで、達成度は30%ほどでした。

せっかくこんなタイミングで振り返ったので、残り1ヶ月であと1個くらい何かやりたいですね。


以上、まとまりのない記事ではありましたが、素数大富豪アドベントカレンダーはこんなかんじの記事も歓迎です☆みなさまお気軽にご参加ください!
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(これだけPRしたら読んでくれた人みんな1件ずつくらい登録してくれるって信じてる)


素数大富豪 Advent Calendar 2021、2日目の明日は、もりしーさんの「【悲報】連覇ストップ」です。みんな気になってた話なので、楽しみですね!*1

*1:もしなんのことかわからない人は、明日までにマスプライム杯2021の動画などなどチェックしておきましょう♪