にせいの日記

「自分の好きなものってなんだろう?」という疑問を解決するために、気が向いた時に好きなことを書いてみて、「自分の好きなもの」をあぶり出そうと試みています。

謎解き手帳2017が届いた!

脱出ゲーム・謎解き Advent Calendar 2016 - Adventar
21日目です。

本当は「謎解きゲームをつくること」というテーマで熱く語ろうとしていたんですが、気持ちが入りすぎて全然まとまらず、そんなときにタイミングよくクロネコヤマトが来てくれたので、今日は手帳の話をします。つくる件についてはまた後日。


さて、SCRAP制作の「謎解き手帳2017」が発売されました。
https://goods.scrapmagazine.com/detail.html?name=scrapbook2017

謎解き手帳2017

謎解き手帳2017

10月から予約を受け付けていて、12月下旬になってやっと発送されました。
f:id:bluewindow:20161221235227j:plain:w200
そして今日届いたー!うれしい!

謎解き手帳というだけあって、手帳の中には「週謎」という53個(=53週分)の謎があります。また、WEB上で月1回発表される「月謎」と、年1回、来年のクリスマスに出題されるという「年謎」もあります。つまり、この手帳さえあれば1年中謎を解くことを楽しみ続けられるのです♪

…っていうSCRAPらしい素晴らしい商品なのももちろんなんですが、うちにとっての購入の決め手は、この手帳がうちの理想の手帳にかなり近かったことにあります。

ということで、以下、内容を紹介するとともに個人的なお気に入りポイントを挙げますが、半分くらいは謎とは関係なく、ただただ手帳としての感想になりますことご承知置きください。笑

大きさ:B6サイズ
  • たくさん書き込める、良いサイズ。
  • 厚さは意外と薄いです。約7mm。
外装
  • カバーがしっかりしてて良い。手触りが好き。
  • とにかく鍵のデザインがかわいい
  • 背表紙を開いたところに切り込みがついてポケットになっているのも◎
ペンさし
  • 太いペンでも刺さる太さが嬉しい!!(HI-TEC-C coleto×5色愛用)

  • 思ったより薄い。。うっかりしたらペンが裏に透けてしまいそうでドキドキします。
  • 折ったり透かしたりするのかなぁ。だとしたら仕方ないかも。
年間カレンダー・スケジュール
  • 前後3年分のカレンダー一覧と、年間スケジュール欄がしっかりあるのが嬉しい!
  • カレンダーの方は、明らかに謎解きに使いそうです。書き込みしたくなったらスケジュール欄の方に書きなさいってことでしょうか。
1年の目標設定・やりたいこと一覧
  • 人生を、毎日を、リアル脱出ゲームに変えて楽しんじゃおう!というコンセプトのようです。良い!
  • お正月に100万謎を解き終えた後に、しっかり書こうと思います
月間スケジュール(2016年12月〜2017年12月)
  • 安定の月曜始まり!
  • 少しだけどメモ欄もあるのが嬉しい
  • 謎の隠されたイラストがちりばめられたりはしているけど、主張しすぎてはいないので、普通に手帳としても使えそうで一安心
週間スケジュール(2016/12/19〜2017/12/31)
  • 見開き左側に週間スケジュール、右側に週謎という構成
  • 少しだけどメモ欄もあるのが嬉しい(謎解き用?)
  • スケジュール欄には、3列に分けられるようガイドの点が入ってる(地味に嬉しいやつ)
リアル脱出ゲーム関係ページ
  • 参加したいリアル脱出ゲーム一覧
    • 日付欄・公演名欄と、「チケット」のチェック欄という構成
    • 日付欄に「/」が2つ入っているのは、2017年に限らず使ってねという意味なのでしょうか
    • 個人的には開催場所を書く欄も使うような(公演名欄が広いのでそこに書けばいっか)
  • リアル脱出ゲームプレイ記録(20回分)
    • 日付/公演名/会場/結果はもちろんのこと、難易度・ストーリーなど5軸で評価を記録できるチャートがついていたり、充実の内容!
    • 「購入グッズ」欄と成功・失敗ステッカー欄を埋めたいがために散財してしまいそうで危険
  • SCRAPリアル脱出ゲーム公演一覧
    • 過去の公演が、初演の順に並んでる!!
    • 自分がどれだけやったかチェックできるの嬉しい♪
  • SCRAP店舗一覧
    • 住所・電話番号・URLが載ってる便利ページ
    • 4ページも使う必要があるのかは謎。
アドレス帳
  • 何に使ったらいいかしら
メモページ(8ページ)
  • 方眼メモ大好き
  • 分量はちょっと少なめな気が。12ページ以上は欲しかった…。
各種便利情報
  • 二十四節気・各月の季語・国民の祝日一覧
  • 満年齢早見表(干支情報も含む)
  • お祝い表(還暦とか)・誕生石・季節の花
  • 国旗と国名一覧(国名略称・首都を含む)
  • 地下鉄路線図(別添小冊子)
    • これらは、謎解きにでも使うのでしょうか…
    • というか、どちらかというと謎を作るのに使えそう
    • 国名は英語でのスペルもあると仕事に使えたのになぁ。惜しい。
緊急時リアル脱出マニュアル
  • 災害時に役立つマニュアルw
予約特典:特製スライドパズル
  • どこにつけてどんなタイミングで楽しんだらいいのかわからないけど、とりあえずリアル脱出ゲームに参加するときはさりげなく身につけていこうかと思います。


以上でした!
要は、概ね、好きです!触ってて心地良い手帳なの幸せだー!!

あえて不満を挙げるとしたら、届くのが遅いことくらいですかね!来年の秋、2018年1月の予定をどこに書いたらいいのか今から考えておかねば。。

(やっと書き終えました……12/22 20:30)

ドラキュラ城からの脱出(2016.11.12)

脱出ゲーム・謎解き Advent Calendar 2016 - Adventar
20日目です。

11月の札幌は、ドラキュラ城からの脱出!
f:id:bluewindow:20161218215157j:plain:w250
realdgame.jp

何よりまず、「魔女」役のスタッフが全員男性だったのが謎でしたww
楽しかったけど!

それから中身としては、とにもかくにもストーリーがとても良かったです。
謎と合わせて、すごくうまくできてた。

行動を制限される理由に無理がなくて、お手本のようなリアル脱出ゲームでした。

無事に脱出できたこともあり、最初から最後まで楽しみ尽くしたと思います♪


なお打ち上げでは、鍋の中身がどうなっているのかという議論が楽しかったです。あぁ覗かせてもらえばよかったなぁ…。

あるオークション会場からの脱出(2016.10.15)

脱出ゲーム・謎解き Advent Calendar 2016 - Adventar
19日目です。

10月は「あるオークション会場からの脱出」。

f:id:bluewindow:20161218204853j:plain:w250
realdgame.jp

すっかり慣れっこになってきた、札幌アジトでのホール型公演。

やらなくていいことまでいろいろやってみたり、寄り道だらけでしたが、無事に大謎にもたどり着き、脱出成功♪
…と言ってもいいくらいではあったんですが、実際には、なぜあれで脱出成功となるのか答え合わせを聞くまで自分達で理解してませんでした。笑
まぁベストを尽くしたら自然と脱出できたというかんじでしょうかね!

大謎前のあの部分は、(ゲーム中で)言われる時まで気付かなかったし、言われたらはっきりわかったし、とても良い…というかやっぱりああいうの作れるのすごいなって心から思いました。

オークションの出品物がずらっと並ぶ会場の雰囲気も、良かったです。

夜の魔王城からの脱出(2016.9.22)

脱出ゲーム・謎解き Advent Calendar 2016 - Adventar
18日目です。

9月、初めての屋外リアル脱出ゲームに挑戦!
f:id:bluewindow:20161217195322j:plain:w250
realdgame.jp


開催地は、北海道グリーンランド

はじめは、場所がよくわからないし行かなくてもいいかなぁと思っていたんですが、職場の後輩に「札幌からなら、JRやバスで簡単に行けますよ!」と誘われて、参加することにしました。

なお、参加前は「帰りは路線バスないみたいだけど、どうやって帰るの?」というのが目下の話題でした。
結果的にはシャトルバスが出てくれたからよかったけど、できればもう少し早く決定&発表していただきたかった。。
レンタカー借りなきゃダメ?とか、無駄にやきもきしちゃいました。

あとは、夕食をどのタイミングでどこでとるかというのもなかなか難題でした。入園券付きチケットを売るならその辺りの情報も欲しかったなぁ。


ゲーム自体は、だいぶ楽しかったけど、やっぱり人の動きが集中しちゃうことをどうにもできていなかった感はありました。他のチームの動きを見て「こうすればいいのか」と気付いてしまうのはちょっと残念なかんじ…。まぁそれはホール型のリアル脱出ゲームでも同じですが。

そして結果は、惜しくも失敗でした!
一緒に参加した人たちと2チームを組んだんですが、もう一方のチームはギリギリで成功したとのことだったので、余計に悔しかった!
うちのチームも、必要なものはそろってたんだけどなぁ…。大事なところに気付けなかったのと、あと気付いたとしてもたぶんあの坂をもう一度登る体力はなかったよなぁと…。

脱出するためには、体力も必須なのだと思い知った1日でした。


終了後、札幌に帰ったのはだいぶ遅い時間でしたが、みんなで1時間ほど飲んで打ち上げして、楽しかったです♪

593(コックさん)素数

この記事は、素数大富豪アドベントカレンダー18日目の記事です。
素数大富豪 Advent Calendar 2016 - Adventar

17日目はラプラスさんの「素数大富豪に出会ってから」でした。
laplacerecollection.hatenablog.com
素数大富豪を通して、素数だけでなく、人とも出会っている高校生のお話でしたね。
文章から溢れる愛と、自ら積極的に素数大富豪人口を増やしている姿勢と行動力に感銘を受けました。
うちもがんばろう。

◎593(コックさん)素数

593という数があります。もちろん素数です。
私は勝手に「コックさん素数」と読んでいます。語呂合わせです。

コックさんといえば、かわいいコックさん。
f:id:bluewindow:20161218085151j:plain:w300

ということで今日は、コックさんの仲間の素数達を少しだけ集めてみました。
黒字で出てくる数字は全て素数大富豪で出すことのできる素数ですので、よかったら覚えて使ってみてください♪

www.slideshare.net

◎語呂合わせだっていいじゃない

ただの語呂合わせか…とがっかりされた方のために、もう少しだけお話しましょう。

素数大富豪にハマるきっかけの第一歩として、自分だけの素数を持つことがあります。

自分だけのお気に入りの素数があれば、「この素数を出したい!」という気持ちで素数大富豪をプレイすることができますし、それで実際に出すことができると、ものすごく嬉しいです。
つまり、お気に入りの素数を持つ人は、素数大富豪にハマりやすいということです。

数学に詳しい人は元々、フィボナッチ数列だとかゼータ関数の分子だとか、そういう形で、自分だけの愛すべき数を持っていることが多いです。しかし、素数大富豪をプレイする人の中には、そんな知識のない一般人だってたくさんいます。というか、いてほしい。
そんな一般人が「自分だけの素数」を見つけるために有効な手段が、語呂合わせであるとうちは思っています。

数式に馴染みのない一般人でも面白い語呂合わせの数を見つけることは比較的簡単です。そしてその数が素数であれば「自分だけの素数」になるのです。


また、語呂合わせは簡単に派生します。

前述の593もそうですし、例えば類似のものには、893(ヤクザ)関係の素数があります。
893(=19×47)は素数ではありません。
しかし、8933(ヤクザさん)は素数です。
41893(良いヤクザ)や4971893(良くないヤクザ)は素数です。*1

こうやっていくつか例を示されると、「じゃあこれは…?」と思って考えたくなってしまうのが人間です。


41893893893なんて数、素数大富豪と語呂合わせがなかったら、素数判定をするどころか、数として出会うこともきっとなかったでしょう。
こうしてまた、自然と「自分だけの素数」を増やしていくことができるのです。*2

ちなみに、593の話に戻りますが、6桁までの数に限定しても、末尾に「593」のつく素数は197個あるそうです。*3今回あげたのはそのうちの25個だけなので、よかったらみなさんも探してみてください♪


さらに言うと、語呂合わせで覚えられる素数は、他の人とも共有しやすいという利点があります。

素数大富豪の場は、勝負の場であると同時に、参加者みんなで素数との出会いを楽しむ場でもあります。そしてそんな場で自分のお気に入りの素数の紹介をすることもまた、素数大富豪の楽しさのひとつです。

「あの時に○○さんが出してた」といったような特定の場面の、限られた人としか共有できない話じゃなくて、単純に語呂が良い・覚えやすい・面白いといった理由で、話をして、共有できます。
聞いている側としても、前提知識なしで受け止めることができるので、親しみやすいし、覚えやすい。

つまり、語呂合わせは探しやすい・覚えやすいだけにとどまらない、素数大富豪を盛り上げることができるツールのひとつなのです。


色々書き並べてみましたが、つまるところ、「自分だけの素数を見つけて素数大富豪で遊ぶことの楽しさを多くの人に味わってもらいたいし、そのためなら、きっかけが語呂合わせだっていいじゃない」というのがうちの想いです。


f:id:bluewindow:20161218181916p:plain:w50< ただパワポといらすとやで遊んで面白がってるわけじゃないのよ!

◎関連エピソード:593との出会い

最後に、うちが593という素数と出会った時のことをあわせて綴っておきます。
それはある日、数学の師であるtsujimotterさんに素数大富豪の戦いを挑んだときのことでした。

それぞれに11枚ずつカードを配った後、tsujimotterさんが最初に出した手は、41333でした。
f:id:bluewindow:20161217211705j:plain:w250
いきなりの5枚出し。しかも素数

そして、これに対して、負けてはいられない!と出したのが、69593でした。
f:id:bluewindow:20161217211421j:plain:w250
そう、「ロックコックさん」です。
f:id:bluewindow:20161218182802j:plain:w250
相手のファインプレーに見事報いるという、とても素敵な出会いでした。

なお、この喜びに浸るのも束の間、tsujimotterさんは8871113(887JK)という素数を繰り出してきました。*4
f:id:bluewindow:20161218173634j:plain:w250

tsujimotterさんの手札は残り1枚。

これは、出さないわけにはいかない…!

熟考の末、私は12761213(Q76QK)という素数にたどり着きました。

しかも、残った手札は2!!
f:id:bluewindow:20161218174308j:plain:w250
tsujimotterさんは5を残していたので、やっぱり出さなきゃ負けていた。

普段は3枚出しでもよく失敗するのに、こんな良い勝負はめったにないだろうと、終了後はお互いを大いに讃えあいました。たくさんの大きな素数との出会いがあった、たぶん、今年で一番良い試合だったんじゃないかな。


さて、素数大富豪アドベントカレンダー、明日はHaru Negamiさんの「山道を登りながら考える、脳トレとしての素数大富豪の可能性について。」です。
まだまだ出てくる、素数大富豪の可能性…!

*1:なお、いいヤクザ:11893(=7×1699)は合成数なのでご注意ください。

*2:例に出した佐野さんはどちらかといえば数学者側の方ですが…

*3:tsujimotterさん調べ。うちが「593のつく良い素数ないかなー」と素数チェッカ片手に唸っていたら、「とりあえず列挙してみれば?」と言ってその場でさくさくとプログラムを書いて調べてくれました。ありがとうございました。(ちょっと悔しかったです)

*4:8871113については8日目の記事でご紹介しています。 nisei.hatenablog.com