にせいの日記

「自分の好きなものってなんだろう?」という疑問を解決するために、気が向いた時に好きなことを書いてみて、「自分の好きなもの」をあぶり出そうと試みています。

素数大富豪への想い

先日も書いた、Math Powerの素数大富豪トーナメント。
nisei.hatenablog.com

このイベントををきっかけに、ここ1ヶ月は素数大富豪についていろいろ考え、積極的にプレイしてきました。

誰かと外食すれば、食事の提供を待ちながら素数大富豪。
飲み会があれば、隣の席の人と素数大富豪。
人と集まるときの待ち時間にも、素数大富豪。
facetimeごしでも素数大富豪。
なんなら1人でも素数大富豪。

※おかげさまで、カバンの中には常にトランプ。


そして感じたのは、やっぱり素数大富豪はとても面白く、奥が深くて、やればやるほどハマるゲームだということです。

そこで、今日は素数大富豪の魅力の一部を羅列したいと思います。えぇ、自己満足です。

◎ゲームとしてちゃんと成立している

これ、大前提ではあるんですが、実際に自分でゲームを作ろうとするとなかなか難しいと思うのです。
素数大富豪は大富豪というゲームをベースにしているふりをしていますが、実際にはだいぶ違います。でも、ゲームとしてちゃんとハラハラするし、いろんな戦略が取れる。
あとうち個人の好みとして、プレイしながら必要以上に焦らなくていい・嘘をつかなくていいという点も好きです。無駄にドキドキしない。(ドキドキはするけど)

◎「素数大富豪」という名前がキャッチー

考案者のせきゅーんさんは「素数大富豪じゃなくて『1213』という名前にしておけばよかったかも…」的なことをどこかで言っていたような言っていないようなこともありましたが(言ってなかったらごめんなさい)、私は「素数大富豪」というこの名前がかなり好きです。

ひとつには、素数にまつわるトランプゲームであることがすぐにわかります。
数学が好きな人なら「おっ?」と思います。そしてきっとそのまま遊んで、ハマります。
一方、数学が好きじゃない人は「えっ…」と思うかもしれませんが、大富豪というゲームは知っているので、恐る恐る手を出します。そして、ここでゲームとして楽しむことができれば、数学というものへの警戒心も少しは解けるのではないでしょうか。

また、この名前のおかげでルール説明も大富豪をベースに始めることができるので、初めてプレイする人への説明がとてもしやすい。「57を出したら場が流れる」なんて説明をすんなり受け入れることができるのは大富豪という下地があるからこそでしょう。たぶん。

なお私は現状を肯定するのが大好きな保守派なのでこれだけ褒めていますが、そろそろ新しいものも素直に受け入れられるようにならねばという気持ちもあるので、誰が名前を変えたいというならそれはそれで生暖かい目で見守ります。

◎とにかく興味をそそられる

素数の並びには規則性がない」というのはもちろん以前から知っていました。
しかし、実際に自分で素数と戯れてみると、その分布の掴みどころの無さを改めて実感することができます。

このブログでは素数大富豪素数問題でいろいろ遊んだこともありましたが(そういえばそろそろ誰かがどこかで解を出していそうな気がしている)素数大富豪にまつわる問題はまだまだあるような気がしています。
しかも範囲が有限なので、本当の素数の世界よりも初心者に優しいのもポイント高いd(-ω-*)

◎新しい世界への入口になっている

ある数が素数である という事実に対して喜びを感じるようになったのは、ひとえに素数大富豪のおかげです。素数大富豪は、そんな「新しい世界」の入口になり得るゲームだと思います。
その点では、前述のイベントのニコ生へのコメントで「数学が苦手だから無理」的なコメントがちらほらあったことにはもやもやしました。
違うんだよ!素数大富豪は「数学好きがやるゲーム」じゃなくて、「やったら数学が好きになるゲーム」なんだよー!!!!…と声高に叫びたい気持ち。
ぜひとも今後も、その気持ちを失うことなく普及していってもらえたらいいなぁと思います。数学好きだけのおもちゃにとどまってほしくはない。。


さて、全然書き足りないけど一番言いたいことは言ったし、今日はこのへんで。

*最後に:この記事に興味をお持ちのあなたへ

あなたは、素数大富豪が大好きか、あるいはとても興味があるに違いありません。
ここまで読んでみて、きっとあなたの心の中にも、素数大富豪について何か思うところがあるはず…

ということで、素数大富豪アドベントカレンダーを立てました。
www.adventar.org
※1663はもちろん素数なのでご安心ください。

正直、うちも素数大富豪の魅力についてまだ語りたいことがたくさんあるので、他に参加者がいなければ1人で回してもいいかなと思ってますが、もし参加したいという人がいれば、もちろんいつでも誰でも大歓迎です。
自分のお気に入りの素数の話、その日やった試合の話、ローカルルールの提案、自分なりのこだわり、素数大富豪への愛など、素数大富豪にまつわることを好きなように語って、共有していきましょう。



ってブログ書いてる間に早速存在がバレ始めているようです。


エントリーお待ちしています。